初の日本武道館ライブにかける思い | Jams Collection 「今年、多くのフェスでメインステージを経験し、初の日本武道館へ」INTERVIEW

初の日本武道館ライブにかける思い

――夏フェスを駆け抜け、新曲をリリースして、そして、11月12日には初の日本武道館ライブを控えています。武道館に向けた意気込みや今の心境を教えてください。

大場　武道館は、人生で何度も立てるような場所ではないと思っています。なので、この１回が本当に大切な時間になると思いますし、ライブは2時間から2時間半くらいだと思うので、この先80歳まで生きるとして…、80年のうちのたった2時間半の思い出なんだと思うととても儚い時間になるのかなと思っています。だからこそ、その時間を少しでもジャムズを好きだと思ってくれている人、気になってくれている人達と一緒に過ごしたいなと思っています。まだまだ準備段階なので、不安な部分も多いですけど、本番に向けて気持ちをさらに高めていけたらいいなと思っています。

保科　私が常々思っていることなんですけど、自分の人生の中での輝く思い出というのは、そのためにどれだけきつい時間を過ごしてきたか…が大きく関わっていると思っています。私にとって武道館はすごく大切なので、人生の最期に走馬灯として出てくるくらいの素敵な思い出にしたいので、どんなに辛くても苦しくてもがんばる、這ってでもやってやるぐらいの気持ちで取り組みたいと思っています。私達メンバーはまだまだですけど、今は少しずつ自主的に前に進めている状態だと思っているので、ずっと観てくださっているファンの方には絶対に今までで一番のジャムズをお見せします、と確信を持って言えます。武道館で初めて観に来てくださるという皆さんには、ジャムズのひとつの節目に立ち会っていただいて、ここからまた一緒に歩んでいってもらえたら嬉しいなという気持ちです。

――お二人とも、熱いコメントをありがとうございます。あと1ヶ月ちょっとですからね…。神楽さん、どうですか、今の心境は？

神楽　やっぱり焦りますよね。本当にその日が来るのだろうか…とまだ漠然としていて、正直なところ実感が湧かない部分もあるんですけど、でも、2人が言ってくれたように本当に強い気持ちで向かっていて、後悔するようなステージには絶対にしたくないと思っています。メンバーみんなのやりたいことを実現させて、今までのワンマンライブでの課題を全部改善した上で臨めたらいいなと思っています。

――やはり、武道館公演が決まってからは、すべては武道館のために…といった気持ちが強かったのでしょうか？

保科　そうですね。特に、アイドル好きな方が集まっている夏フェスでは、どのステージでも少しでもジャムズのことを気にかけてもらえるように、他のアイドルグループにも負けないくらいの気持ちでがんばって歌ったり、ジャムズのことを知ってもらうぞという強い気持ちで臨んでいました。

――皆さんの武道館にかける思いが聞けて本当に良かったです。それでは、最後の質問です。直近の大きな目標である日本武道館公演を経て、そこからさらにどんなアイドルグループを目指していきたいか、その中で自分はどのように輝いていきたいか、そんなこの先の夢や目標を教えてください。

大場　もちろん、もっともっと大きな会場に立ちたいという思いもありますが、Jams Collectionという名前を誰もが知っているような、世間の方にもっと認知してもらえるようなグループになりたいと思っています。個人としては、高校生の時からアイドルをやっていて、成長している部分もあれば、まだまだ成長できてない部分もあるので、せっかく第2のアイドル人生に足を踏み込んだからには、1人のアイドルとしてももっと成長していきたいなと思っています。

神楽　今、ライブアイドルの現場に通っている人達は、きっとジャムズという存在を知っていただけていると思うんですけど、やっぱり、アイドルに興味がない人でも知っているくらいのアイドルグループになりたいです。あとは、いつかアニメの主題歌を担当するというのもひとつの夢です。かわいいだけじゃなくて、声が素敵なメンバーばかりなので、コンセプトにハマるアニメ作品があるんじゃないかなと思っています。また、個人的な目標は、楽器が弾けるようになりたいと思っているので、いつかライブで弾き語りができたら素敵だなと思っています。

保科　私は大学を卒業してから、友達に「仕事何しているの？」と聞かれた時に、「アイドルをしている」と答えることにまだまだためらいがあって…。なので、「Jams Collection？知ってるよ。すごいね！」って言ってもらえるくらいビッグなグループになって、大きなステージに立ち続けたいという気持ちがあります。個人としては、もともと、そこまで芸能活動に興味があったわけではないんですけど、ジャムズが大きくなっていくためには、個人個人がもっとがんばっていかなくてはいけないと思っていますし、MCのお仕事をさせていただいた時にとても楽しくてやりがいを感じたので、私自身がもっと面白い人になって、いつかはトークショーとかができるようになりたいです。

――初の日本武道館公演、そして、その先の皆さんの未来がますます楽しみになりまました。今日は本当にありがとうございました。

三人　ありがとうございました！

保科　皆さん、武道館公演、是非観に来てください！

PHOTOGRAPHER：TOMO TAMURA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA