フェティッシュな表現にこだわり「素の表情を残せるように」グラビア活動への意欲も
――2nd写真集の撮影地はインドネシアのバリ島で、海外へ渡ったのは人生初だったそうですね。
沖 飛行機に乗るのも怖いし、文化の異なる国へ行くのも怖いし、きっかけがなかったんです。だから今作の出版が決まってからは、パスポートを取得するところから何もかもが初めての経験でした(笑)。でも、実際に現地へ行ってみると景色がめちゃくちゃキレイで、海辺の夕日も思い出に残ったし、世界が広がりました。
――水着やランジェリーでのカットがある一方、メガネに手をかけたスーツ姿など、今作ならではの表現も印象的でした。
沖 フェティッシュな表現にはこだわりました。ガーターベルトとかストッキングとか、衣装のフィッティング時にスタイリストさんがたくさんの候補を準備してくださったんです。女子の仕草を観察するのも好きですし、自分でも研究していて。靴下を脱ぐ瞬間、ボタンを外す瞬間も写真で収められるように、一連の流れで撮影していただきました。
――全編を通しては、何を意識していたのでしょう?
沖 前作が昭和テイストの世界観に沿った決めカットが多かったので、今作では、素の表情を残せるようにと思っていました。インドアですし、太陽の下で水着姿のまま海辺にいるカットとかは、珍しいですね。グラビアでの活躍も夢にはあるんですけど、経験が浅くて。今作での経験も生かして、憧れる澄田綾乃さんのように、知性溢れるグラビアも挑戦したいです。