言いたいことを言い合える関係性なので一緒にいて心地よい

――かなとゆうの年頃のとき、お二人はどんな女の子でしたか。

田村 毎日怒られていました。人の言うことが聞けない、じっとしていられない、勉強もできない、パンツを見せちゃう、足の臭いを嗅がせちゃう(笑)。とにかく子どもの頃は人を笑わせるのが大好きで、お笑い芸人になるのが夢だったりもして。笑わせるためなら何でもするけど、さじ加減が分からなかったので行き過ぎて怒られていました。

清水 私が幼稚園くらいのときは、目が合ったら友達、話したら親友という感じで、公園に行ったら必ず友達を作って帰ってくる女の子でした。今は人見知りもするんですけど、昔はそれが全くなかったんです。おてんばで音楽がかかったらどこでも踊り出しちゃうし、自分が迷子になっているのに、お母さんが迷子になっていると思い込んで、迷子センターでお母さんを呼び出したこともありました(笑)。泣きもせずに、迷子センターのお姉さんと遊んで待っていて、お母さんが迎えに来たら、「どこに行ってたの?」と逆の立場になって聞いていました。

――ある種、自立していたんですね。

清水 幼稚園の頃って通園バスに乗るときも、みんな「ママ~」って泣いたりするじゃないですか。でも私は振り返りもしないで、幼稚園の先生とずっとしゃべっていて。見送るお母さんは寂しかったみたいです。中学・高校になると、学級委員や生徒会長などもやって、前に出るタイプでした。

田村 それって推薦?

清水 生徒会長は推薦だった。

田村 一度も推薦なんてされたことがない……。

――勉強はいかがでしたか?

清水 大好きで、かなり頑張っていました。

田村 私は大嫌いでした(笑)。授業の内容は1ミリも覚えていなくて、いつも全然違うことを考えていて。中学生の頃からアイドルをやっていたのが、逃げ道になってよかったです。それがなかったら、登校拒否になっていたと思います。別にいじめられていたわけではないんですが、いろんな情報があふれている学校が本当に苦しくて……。大人数の団体行動も苦手なんですよ。

清水 そうだったんだ。

田村 4人以上の食事が苦手で……。くるみんは大人数が大好きでしょ?

清水 大好き! 自分から積極的に誘うし、幹事もやっちゃいます。

田村 くるみんは誰もが認める一軍。私は地味な性格ではないけど変わり者というか。周りに一軍はいなかったし。くるみんと話していると、「一軍だな」って当時の記憶がフラッシュバックすることあるもん。部活も化学部だったし。

清水 私は新体操部。

田村 さすが一軍!

清水 でも高校時代はカメラ部だったよ。

田村 カメラ部もおしゃれだから!

清水 そんなことないよ。ずっと暗室で現像していたり。

――お二人が同じクラスだったら、違うグループに属していたでしょうね。

清水 確かにめいめいと私はタイプが真逆ですけど、言いたいことを言い合える関係性なので一緒にいて心地よいです。

――最後に『超、Maria』を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

田村 演劇好きな人にも観てほしいですけど、そうじゃない人にも観てほしくて。というのも、この作品は演劇の常識を飛び越えているから、ジェットコースターに乗っているような感覚になると思うんです。日本の演劇って敷居が高いイメージがありますし、上演時間が2時間半や3時間も珍しくありません。でも『超、Maria』は約70分なので、演劇の入り口としては最高の作品です。

清水 当日券もありますし、有楽町マリオン別館という立ち寄りやすい場所なので、フラッと来ていただけたらうれしいですね。開演時間も昼が13時と14時、夜も17時と19時。終わった後にお食事にも行ける時間帯なので、カップルのデートにもぴったりです。衣装もかわいいので、おしゃれに興味がある方にも観ていただきたいですし、生演奏で曲もいいので、音楽好きな方にも絶対に楽しんでいただけるはずです。

Information

⾳楽劇『超、Maria』

<公演⽇程>
2026年7⽉4⽇(⼟)〜7⽉12⽇(⽇)
IʼM A SHOW(有楽町マリオン別館7階)

<CAST(Wキャスト)>
<チームシスター>もも(チャラン・ポ・ランタン)・根本宗⼦
<チームエンジェル>⽥村芽実・清⽔くるみ
<演奏>
⼩春(Acc)
[カンカンバルカン楽団]ふーちん(Dr)/岡村”オカピ”トモ⼦(Sax)/舞⼦(Vn)

<STAFF>
作・演出 根本宗⼦
⾳楽 ⼩春(チャラン・ポ・ランタン)
振付 ⼭之⼝理⾹⼦
舞台装飾・⾐裳 東佳苗(rurumu:/縷縷夢兎)
照明 磯川敬徳
⾳響 原⽥耕児
ヘアメイク ⼆宮ミハル
演出助⼿ 加藤由紀⼦
舞台監督 ⽵井祐樹 松井桃⼦
宣伝美術 榎悠太
宣伝写真 須藤絢乃
宣伝⾐裳 東佳苗(rurumu:/縷縷夢兎)
宣伝ヘアメイク 友森理恵
票券 サンライズプロモーション
アシスタントプロデューサー 内藤真希
プロデューサー 渡邉可奈⼦
エグゼクティブプロデューサー ⼩⾒太佳⼦
主催 AMUSE CREATIVE STUDIO/サンライズプロモーション
企画・製作 AMUSE CREATIVE STUDIO

⼩学校に⼊ったばかり勉強嫌いな6歳のかな(もも・⽥村芽実)はノートを⾒せてもらったことをきっかけに、ゆう(根本宗⼦・清⽔くるみ)と仲良くなる。2⼈は⽗親が忙しく、なかなか会えないという境遇が似ており、意気投合。⾃分たちのお⽗さんは忙しくて最⾼にかっこいい︕とお互いに⾔い合い楽しすぎる毎⽇を送っていく。 そんなある⽇、下校途中にひょんなことから 2 ⼈は⼈⽣最⼤の秘密を知ることになり……その⽇から⾃分たちが予想もしていなかった⼈⽣のジェットコースターがスタートする。「わたしの不幸は誰かの幸せ」そう歌う2⼈が導き出す幸せの答えとは。

公式サイト

⽥村芽実/h5>

1998年10月30日生まれ。群馬県出身。2011年、ハロー!プロジェクト、スマイレージ(14年、アンジュルムに改名)としてデビュー。高い歌唱力と表現力で、グループの中核を担うメンバーとして活動。2016年、同グループを卒業。ミュージカル、ストレートプレイ、時代劇など様々なジャンルの舞台に出演。2018年にはソロアーティストとしてビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。俳優・歌手として精力的に活動している。

清⽔くるみ

1994年7月16日生まれ。愛知県出身。2007年開催「アミューズ30周年全国オーディション」で65,368人の応募の中からグランプリを獲得。以降、ドラマ、映画、CMなどに立て続けに出演し、無垢な魅力と、演技・唄・ダンス三拍子そろった実力で多くの作品で存在感を示す。

PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE:TOMOYUKI SUGINO