回数を重ねるごとに息が合ってきた
――本格的なコメディ作品ですが、演じる上で意識したことはありますか。
吉野 実はコメディが初めてで、最初はどこまでやっていいのか分からなくて。本読みの段階で監督やプロデューサーの方から「一旦思いっきり振り切ってやってほしい」と言われていたので、段取りやテストで監督たちに見ていただき、「もっとテンション上げて」といったアドバイスをもらいながら塩梅を探っていきました。
鈴木 私はちょうど「推しが上司になりまして フルスロットル」(テレビ東京系)の直後に『昨夜は殺れたかも』に入ったので、コメディづいていたんです。だから、そこは楽しくやれたんですが、むしろガチなアクションの経験がなかったので、コメディではない殺し合いのシーンのほうが不安でした。
吉野 アクションもすごく良かったよ。
鈴木 ありがとうございます! ガンアクションでは、走りながら発砲するシーンもあって。
吉野 すごかった。様になってた。
鈴木 咲奈が光弘に首を絞められるシーンもお気に入りです。
吉野 予告でも使われていたよね。めっちゃ綺麗に撮れてた。

――コメディもアクションも、お二人の掛け合いは呼吸がぴったりでした。
吉野 回数を重ねるごとに息が合ってきて、クライマックスのシーンは負ける気がしなかったです。
鈴木 本当にいいタッグでした。ちゃんと空気ができあがっていたので、楽しく演じられました。教会の長いシーンは、スタッフさんの段取りも素晴らしかったので、巻いて撮影が進みましたよね。
吉野 あそこは自分たちでも一番の難関だと感じていたので、特に入念にリハーサルをしていました。
――最後に『昨夜は殺れたかも』の見どころを教えてください。
吉野 ちょっとした勘違いをきっかけに殺し合いにまで発展していく物語で、最後まで何が起こるか分からない展開になっています。その一方で、濃いキャラクターばかりなので、クスクス笑える作品でもあります。どんな結末を迎えるのか、ぜひ劇場で見届けてください。構えずにリラックスして、仲のいい友達や家族と、見る人を変えてリピートしてほしいです。
鈴木 お互い、これまでファンの方には見せたことのない顔をたくさん見せている作品で、びっくりするシーンも多いと思います。ハロウィンのシーンがあるので、光弘と咲奈のように仮装をして見てもらえたらうれしいです。見終えたら、もう一回頭から見たくなると思うので、いろいろ考察しながら楽しんでほしいです。

Information
映画『昨夜は殺れたかも』
2026年10月23日より全国公開
出演:吉野北⼈ 鈴⽊愛理
⼯藤阿須加 王林 佐津川愛美 ISSEI ⽥中美久 オラキオ
河本準⼀(次⻑課⻑) 菅⽥俊/本宮泰⾵
原作:藤⽯波⽮・辻堂ゆめ『昨夜は殺れたかも』(講談社タイガ)
監督:松⽊ 創
脚本:ブラジリィー・アン・⼭⽥
©2026 映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
ハロウィンの夜に運命的に出会って結婚をした光弘と咲奈。見ているほうが恥ずかしくなるほどラブラブな二人は、平凡なサラリーマンとOLを装っていたが、実は光弘は元ヤクザ、咲奈は敏腕社長だった。素性を隠したまま結婚し幸せな夫婦生活を送るが、互いの浮気を勘違いしたことから殺し合いへと発展していく。
PHOTOGRAPHER:HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE:【吉野】大木利保(CONTINUE)、【鈴木】福間友香 (VANITÉS),STYLIST:【吉野】吉田ケイスケ、【鈴木】稲葉有理奈(KIND)
