様々なフィールドでダンススキルを磨いてきたメンバーが集結

――お一人ずつ、この世界に入ったきっかけを教えてください。

友紀 大好きな三浦大知さんのバックダンサーになりたくて、小学3年生のときにダンスを始めました。最初は近所の公民館にダンスの先生が教えに来るので、それに通っていました。そのうち本格的にダンスを学びたくなり、ダンススクールに通うようになったんですが、そこがボーカルも教えてくれるところで。バックダンサーではなくアーティストとして三浦大知さんと同じステージに立てるようになりたいと歌も始めました。打ち込みで曲作りもするようになって、音楽を通して、いろんな人を元気にしたいなという気持ちが強くなりました。

未愛 EXILEさんが大好きで、5歳のときに初めてライブを観に行って、パフォーマンスに圧倒されました。そのときに私も友紀と同じくバックダンサーに憧れて、ダンススクールに通い始めました。小学4年生でバックダンサーになる夢が叶ったときに、次はメインのアーティストとしてステージに立ちたいなと思って、この世界に入りました。

絢女 高校3年生のときにディズニーのダンサーさんに憧れて、ダンスを始めました。ダンスを続けていくうちに、実際にテーマパークのお仕事などもいただけるようになって。お仕事で、東京タワーで踊っていたときに、今のプロデューサーに声をかけてもらいました。そのときに踊るだけではなく歌で表現するのも素敵だなと思って、今ここにいます。

栞衣来 もともとお父さんがダンサーで、その影響で私も4歳の頃からダンスを習っていました。小学3年生の頃に受けたオーディションで、それまで歌はやったことがなかったんですが、初めて「ボーカルをやってください」と言われて。それからステージで歌って踊るということを続けていました。その活動が楽しいなと感じるようになって、中学生の頃に本気で、この世界を目指すようになりました。

――お父さんはダンサーとして、どういう活動をされていたんですか。

栞衣来 お父さんはフィリピン出身なんですが、フィリピンのテレビ番組に出たり、日本のクラブで踊ったりしていました。実際にダンサーとして活動していたところは見たことがなくて、あとで映像を観たら、すごくかっこよかったです。

朱梨 昔から歌うことは好きだったんですが、中学生の頃にブラジルに住んでいた時期があって、言語の違いなどに悩んだんです。そのときにK-POPから元気をもらって、そのおかげで不安などから乗り越えることができたので、私もたくさんの人に元気を与える側になりたいなと思ったのがきっかけで帰国後、高校生になったタイミングでダンスを始めました。

陽菜 小さい頃、いろいろな習い事していた中で、ダンスだけは純粋に楽しくて。ダンスを通して人見知りだった自分が人前に出るのが好きになって、コミュニケーション能力も高くなったんです。自分を変えてくれたのがダンスだったから、ずっと続けていて、小学5年生のときにアイドルのオーディションを受けて、7年ほど東京パフォーマンスドールの妹分グループで活動させていただきました。そのグループでデビューができなくて悔しい思いをしたので、「Nizi Project」を受けたんですが、そこでも挫折をして、諦めきれずにフリーターをしながらオーディションを受け続けていたんです。そのときにダンスの先生の紹介で、今のプロデューサーにお会いして、やっとデビューの夢を掴むことができました。通算するとデビューまで12年かかりました(笑)。