こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。4月から始まった、全国11都市12公演『GANG RISE TOUR』もついに、残すは6/15 Zepp Shinjukuで行われるファイナル公演のみになりました。全国いろんな場所にみんなに会いに行くことができて、その場所その場所で作る遊び場全てが愛おしくて、ツアーが終わってしまうことが惜しいです。今回のツアーは全体的にバスのくじ運があまりよくなくて悲しい思いをよくしてきましたが、それもまたいい思い出です。
というわけで今日は、ツアーファイナルに向けて書いていこうと思います。
現実的な話をすると、今回のツアーはここまでやってきたどの公演も完売することができていない。それは深刻な問題であり、来てくれる人にとっては関係のないことでもある。
アイドルとしての成功、正解とは何なんだろう。大きなステージに立つこと、売れてテレビに出ること、有名になること。いろいろあるけれど、わたしは、GANG PARADEは、どうあるべきなのか考えることがよくある。「売れたい」と言っても、どうして売れたいのか、時々わからなくなる。もちろん、憧れているステージがあって、そこに立ちたいと思うのは自分の中の夢みたいなもので、個人的なものでもあるし、自分の好きなグループがそこへ行ってほしいという願いでもある。
わたしはライブが好きだ。ライブでしか得ることのできないエネルギーは何にも変えられないと思っている。なので、ライブができればいい、ライブができる環境にいられることが幸せだとも思ってしまう。じゃあどうして、『憧れのステージに立ちたい』と『ライブができればいい』が共存するのだろうか。
そこが結びつくのは、ライブに来てくれる人へ、GANG PARADEを愛してくれる人へ、恩返しがしたい、好きだからこそかっこつけたい、いい景色を見せたい、一緒に分かち合いたいみたいな思いなのかもしれない。はっきりと言葉にするのはむずかしいけれど、そこへの思いだけは素直に、GANG PARADEを好きでよかったと思ってもらいたいという感情だ。
わたしはGANG PARADEが大好きで、GANG PARADEを好きでいてくれる遊び人のことが大好きだ。加入して何年か経つが、今のGANG PARADEが一番好きで、自信があると胸を張って言える。
GANG RISE TOURファイナルは絶対にソールドさせて、その先の未来をもっと明るいものに、上がっていけるものにしたい。期待していてほしい。そしてそれ以上にこたえていきたい。どうか6/15 Zepp Shinjukuで最高の遊び場を一緒に作ってください。
過去の連載記事はこちら
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