2026年2月、千葉県市川市文化会館から始まった「BUDDiiS vol.11 Hall Tour – FLORiiA -」は、全公演ソールドアウト。全国9会場に駆けつけたバディ(BUDDiiSのファンの総称)を魅了した本ツアーの追加公演ということもあり、開演前から会場は熱気に包まれていた。
会場が暗転すると、ステージを覆う紗幕に映し出されていた公演タイトルの「FLORiiA」が消灯し、オープニングムービーが始まる。映像では四季折々の花とともにメンバーが紹介され、会場からは大きな歓声が上がる。映像が終わると紗幕が落ち、それぞれのカラーを纏った煌びやかなセットアップの衣装を着用した9人が登場した。



本公演の記念すべきオープニングナンバーとなったのは「#KISSYOU」。「THIS IS BUDDiiS」のリード曲で軽やかなサウンドをステージ上段から届け、会場の空気を一気に染め上げていく。
バディのギアをさらに上げるようにFUMINORIが「最高の1日にしようぜ!」と声を上げると、2曲目は「Brightness」。メインステージを大きく使って、その歌声でバディを包み込む。
続く「LÖVE ME」では、ハッピーなサウンドに合わせて花道を通りセンターステージへ。客席中をハートで埋め尽くすと、そのままセンターステージで「more rain」を披露する。「LÖVE ME」から雰囲気を一変させ、ダンサブルなナンバーを情熱的に表現した。
次のブロックは「Summer Medley」と題し、「YO HO」「Under The Sea」「BLUE SODA」をメドレーでパフォーマンス。センターステージから5つのトロッコに分かれアリーナ通路を駆け巡った。メドレー1曲目となった「YO HO」ではビジョンにドアップで変顔が映し出され、「Under The Sea」では会場後方でトロッコを連結。後方席のバディ一人一人とコミュニケーションをとり、「BLUE SODA」でメインステージへ帰還した。

続いて披露したのは、7月8日リリースのメジャー1stシングル「キミは都市伝説 / クラッシュパラダイス」の収録曲で、SHOOTが主演を務める映画「ウォーターガーディアンズ」の主題歌「クラッシュパラダイス」。9人でシンクロしながら印象的な振り付けで魅せると、会場は暗転し、幕間の映像が流れる。
映像が終わるとユニットのブロックへ。1組目は、KEVIN・MORRIE・SHOWが「べり〜ぐんない」を披露。首元とスタンドマイクに”羽”をあしらい、楽曲の世界観を連想させると、2組目は、YUMA・TAKUYA・SHOOTの「カンケイナイ」。自動車のセットの中に3人が乗り込み、YUMAがハンドルを握り、会場全体をドライブへ誘うように演出。ラストはFUMINORI・SEIYA・FUMIYAがセンターステージで「NEW OSHI」を披露。HIPHOPナンバーでラップスキル・ダンススキルを見せつけ会場を圧倒した。



三者三様のユニットブロックに続いたのは、Dance Track。メンバー一人ずつが、それぞれの個性を活かしたソロパフォーマンスを披露。最初に登場したのはMORRIE。赤が印象的なセットアップを着用し、ビジョンや照明、そして音とシンクロしたパフォーマンスを見せると、続くKEVINはタクトを持ってステージに現れる。ビジョンに映し出される音符に合わせて指揮をとり、その後もメンバー一人一人が登場し、ダイナミックかつ個性的なパフォーマンスを見せつけた。
Dance Trackを終えると、雰囲気は一変。メインステージのステージ上段と下段に分かれ「Iris」で繊細な感情を歌とダンスで届けた。続いて「BUDDiiSから愛を受け取る準備できていますか?」の掛け声から始まったのが「The One」。ライブでも鉄板のハッピーな楽曲で、バディとコール&レスポンスを楽しむ。そして楽曲の見どころのひとつ「今日の告白タイム♡」へ。この日、選ばれたのはKEVIN。「幕張の中心で愛を叫びたいと思います」と切り出すと、センターステージで「愛してる!」と絶叫し、会場中を笑顔で一杯にした。

ここで最初のMCへ。いつもの自己紹介かと思いきや、YUMAが新しい自己紹介を初披露し、バディを沸かせる。SHOOTは映画「ウォーターガーディアンズ」で初主演に抜擢されたことを報告し、会場は大きな拍手に包まれた。
MCが終わると会場は暗転。ビジョンにはステージを見立てた映像に映し出される。幕が開くと白を基調とした衣装を纏ったメンバーが登場。スタンドマイクを使って披露したのは「P.A.R.T.Y」。続く「RUN」では、センターステージいっぱいに広がり、全方向に向けてステップを刻んだ。そのままセンターステージで「Koi to me」と続き、「BUD」ではタオルを手にして「Go Go バディ Go!」のフレーズで会場は一体に。


秋から冬へと季節が移り変わることを感じる映像が流れると「LIGHTS」が始まる。ステージ上段で煌びやかに舞うと、続く「her+art」では雪が舞い散る映像や”心音”に合わせてボーカルとダンサーが対になってパフォーマンス。丁寧に、そしてエモーショナルに歌い上げる。
続く「HONEY」は、先ほどの”雪”を一瞬で溶かすかのような情熱的なサウンドに合わせて火柱が上がる。エネルギッシュなパフォーマンスを見せそのまま「青炎」へ。タイトルの通り、青い炎が燃え上がり、その雰囲気が会場全体を掌握していった。
季節が春へと進むことを示す映像が流れ「Palette of Us」へ。温かい歌声に合わせてクラップが鳴り響く。



そして本編ラストの楽曲を前に、FUMINORIがバディへの想いを伝える。
「みんなと過ごす時間は、いつもかけがえのないものです。みんなと過ごした日々を思い出すと、どんな時も笑顔が溢れます。これからも一緒に笑い合って、幸せの花を咲かせていきましょう。そして約束します。僕たちBUDDiiSは繋いだ手を絶対に離しません。」と話した。
「今日まで頑張ったみんなに、そして明日からまた頑張れるように、最後にこの曲を届けます。」の言葉から本編ラストとなる「Season To Bloom」が始まる。噛み締めるように丁寧にその歌声を重ね、ピンクの花びらがステージに降り注ぐ中、本編が終了した。


鳴り止まないアンコールに応えて9人が再登場。ピンクのレトロな印象の衣装で登場すると、アンコール1曲目は、7月8日リリースで、この日初披露となる「キミは都市伝説」。ハイテンションでユニークなEBiDANらしさを感じるお祭りソングに、初見のバディも大盛り上がり。
アンコール1曲目からBUDDiiSの新しい魅力で沸かせた後、MCへ。メンバー一人ずつそれぞれの言葉で今の感情を伝えた。
MORRIEは自身のケガの状況にも触れて「心配しながら見ている方や久々に踊っているのが見られて嬉しかったと思う方、半々の気持ちの方もいると思います。でも僕は無理だったら無理って言えるので、純粋に楽しんで、みんなも心配せず見てもらえたらって思います。」と心配するバディに語りかけた。
続くSEIYAは、「FLORiiAというタイトルは、春夏秋冬、1年中バディと一緒にいることをテーマにしたライブです。デザインしたグッズをつけてもらったり、着てもらったりすることで、みんなの日常の中に僕らがいることがすごく嬉しいです。」と話しバディへの感謝を伝える。
SHOWは、3年前の幕張公演を振り返り「『Koi to me』や『Brightness』は3年前、この会場で初披露した楽曲で、その時の光景を思い出しました。当時は挑戦的だった楽曲を今は普通にというか、いつも通りに披露できていて、少しずつ成長できているのかなと思いました」と話した。
TAKUYAも幕張のステージに戻ってこれたことへの感謝を伝えるとともに「本番が始まるまではブルブル緊張しているタイプなんですけど、こうやってバディに見てもらって、一緒に素敵な時間を過ごせたことで、安心することができて、幸せな気持ちがまた増えました」と話した。
FUMIYAは、ワンマンライブがVol.11まで重ねてこれたことに触れ「いろんなことができるようになってきたと感じていて。新しい風が吹いてるというか、いろんな引き出しも増えて、成長できていることを感じられて、すごく嬉しいです」とライブを振り返った。
KEVINは、「みんなの想像超えてきた?」と会場に聞くとバディからは大歓声が上がる。続けて「ライブのレパートリーというか、色が増えたかなと思うんですけど、『キミは都市伝説』みたいな新しいジャンルが増えてワクワクする」と笑顔で話した。
SHOOTは、みんなの顔を見ながらライブができたことが本当に楽しく幸せな時間だったと話し、続けて「それぞれのメンバーがいろいろな挑戦をしながら、いろんなものを抱えながら、みんなで一つのものを作り上げています。楽しいことも大変なこともありつつ、こうやってみんなの前で楽しいライブができて最高でした」と振り返った。
YUMAは、「幸せでした!楽しかったです!嬉しかったです!テンション上がりました!」と満面の笑みでその幸せをシンプルに言葉にする。
最後を締めたのはFUMINORI。
「楽しかったっていうのが、本当に純粋な気持ちです。こうやってライブで会えることはすごく幸せだと思いますし、僕らが活動している意味というか、皆さんが元気になってくださることが、僕たちの一番の望みです。これからもBUDDiiSらしくみんなに届けていきますし、ちょっと元気が無いかなっていう時に、手助けになるようなグループ、存在でありたいなと改めて感じました。どれだけ時間がかかっても、みんなに感謝の思いを届けていくので、引き続き、温かい応援をよろしくお願いします」とバディへの想いを綴った。
MCが終わると 「もう一回みんなに会いに行くから!」の掛け声で、メンバーが5つのトロッコに乗り込み「Feelink」が始まる。会場の隅々までトロッコで巡りバディ一人一人とコミュニケーションをとる。SHOOTの「幕張、ラスト盛り上がろうか」の言葉から本公演ラストとなる「Sonic」を披露し、ライブを締め括った。
最後にFUMINORIが「今日のことを思い出して少しでも笑顔になってくれたら嬉しいです」とバディに伝え、メンバーからの「BUDDiiS大好きな人?」に声にバディが大きな歓声で応えて、本公演は幕を下ろした。
「BUDDiiS vol.11 Hall Tour – FLORiiA -」
2026年6月6日
幕張イベントホール
<セットリスト>
M1.#KISSYOU
M2.Brightness
M3.LÖVE ME
M4.more rain
M5.Summer Medley [YO HO〜Under The Sea〜BLUE SODA]
M6.クラッシュパラダイス
M7.べり〜ぐんない [ユニット曲:KEVIN・MORRIE・SHOW]
M8.カンケイナイ [ユニット曲:YUMA・TAKUYA・SHOOT]
M9.NEW OSHI [ユニット曲:FUMINORI・SEIYA・FUMIYA]
-Dance Track-
M10.Iris
M11. The One
M12. P.A.R.T.Y
M13. RUN
M14. Koi to me
M15. BUD
M16. LIGHTS
M17. her+art
M18. HONEY
M19.青炎
M20. Palette of Us
M21. Season To Bloom
EN1.キミは都市伝説
EN2. Feelink
EN3. Sonic
PHOTO:笹森健一, 小坂茂雄
