本気でピアニストを目指すくらい音楽に打ち込んでいた高校時代
――この世界に入るまでのお話をお聞きしたいんですが、高校時代に打ち込んでいたことはありましたか。
森香澄(以下、森) ピアノです。3歳から始めたのですが、物心ついた頃から、歌ったり踊ったりしていたらしくて、両親が音楽をやらせてみようと思ったみたいです。子供の頃は毎日何時間も練習して、コンクールにも出て、クラシックコンサートを観に行くこともありました。高校3年生までは真剣に打ち込んでいて、ピアニストを目指していました。

――なぜ音楽の道に進まなかったのでしょうか。
森 音大に進むかどうかを考えた時に、長くピアノを続けていると、圧倒的に才能のある人たちを目の当たりにするので、ピアノ一本に絞ると選択肢が狭まりすぎると思ったんです。それで普通の大学に進むことにして、ピアノの道は諦めました。
――どんな作曲家の曲を弾いていたんですか。
森 いろいろなんですが、今パッと浮かぶのはシューベルトやドビュッシー、チャイコフスキーで、よく弾いていました。
――音楽はクラシック以外にも聴いていましたか。
森 J-POPもたくさん聴いていました。昔からアイドルが好きで、真似して踊ることもあって。最初はモーニング娘。やミニモニ。などハロー!プロジェクトから始まって、そこからAKB48やNMB48、坂道グループ、今はカワラボ(KAWAII LAB)と、ずっとアイドルを追いかけています。
――アイドルを目指そうと思ったことは?
森 アイドルのドキュメンタリーや裏側の映像を観るのも好きで、これは並大抵の努力ではたどり着けないとリスペクトしていたので目指したことはなかったです。
――今はアイドルと共演する機会も多いですよね。
森 最近はFRUITS ZIPPERを筆頭に、推しのアイドルの魅力を伝える立場として呼んでいただくことが多いですね。アナウンサーだった時に、自分の好きなことを発信するのが好きだったので、それが生きているんだと思います。
――学校ではどういうタイプだったのでしょうか。
森 高校時代は文化祭や体育祭などのイベントに全力で打ち込むタイプでした。

――その頃から人前に出るのは得意だったんですか。
森 緊張しいだったので、得意というわけではなかったのですが、好きではありました。
――表に出る仕事をしたい気持ちはあったのでしょうか。
森 テレビが好きで、ドラマもバラエティーもよく見ていたので、テレビに関わる仕事はしたいなと思っていました。
――大学時代はセントフォースに所属していた時期があるんですよね。
森 大学1年の時に、スカウトをきっかけに所属させていただいたんですが、ほとんどお仕事はなかったんです。オーディションは受けていたんですが、一つも受からなくて……。それでもコミュニティFMのパーソナリティーや、単発で学生キャスターみたいなお仕事をいただいて、すごく楽しかったんですよね。それで就活する時にテレビ業界を受けようと思って、アナウンサー試験が一番早いので、キー局全部と地方局も受けて、最後に受かったのがテレ東(テレビ東京)でした。
