こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。GANG PARADE SO LONG TOUR金沢公演でアンコールMCを担当させていただいたのですが、今日はアンコールMCを考えるときについて書いていこうかなと思います。
わたしがWACKに入る前に、WACKのアーティストのライブを見たときに思ったことは、曲がよくてパフォーマンスがかっこいいということと、MCをすごく大切にしているなということだった。言葉にしてちゃんと伝えること、誰かがグループを代表して話すことがわたしにはすごく新鮮に映った。時代もあるかもしれないが、あのときのアイドルって大体が、全員が一言ずつ話したりする中でWACKは違った。そこにも憧れというか、カルチャーショックを受けて、そうあるべきなのかもしれないと価値観を変えられたのだ。
それから念願叶ってWACKに所属することができて、わたしはお披露目ライブのアンコールMCをどうするかずっと考えていた。今でもそれは変わらずで、考え続けることがすごく大切なことだと思う。嘘をついても何の意味もないので、嘘のない言葉がどうしたらそのまま伝えられるのか、何を伝えたらどう相手に伝わるのかをひたすら考えた。普段から思ってないことを言おうとしても、それはボロが出たり抜け落ちたりする気がするので、わたしはなるべく伝えたいと思ったことを反芻して生活する。
そしてその言葉たちがエゴの押し付けになっていないか、またひたすら考える。ただでさえ、1人で話すなんてそんなの自分だけの時間をもらうことになるんだから、そのとき何割が自分の話で何割がグループとしての言葉なのかを精査する。でもそれも最近は気にすることが少なくなって、それは自分がちゃんとグループになっているんだとうれしくなった。

金沢のMCは、このツアーが始まってから自分に順番が回ってきたときに何を話そうかずっと考えていた。ツアーが始まる前からそうだった。わたしには何が言えるんだろうか、何を伝えたいんだろうか、ツアーを重ねるごとにそれがはっきり見えてきて、聞いてくれる遊び人も同じ気持ちだったらいいなと思いながらホテルの部屋でひとりぶつぶつと呟きながら組み立てていた。わたしはその場で言葉が上手く出ないタイプなので、頭で考えて文章にすることのほうが好きだ。
あと何回みんなに直接言葉を伝えられるかわからない。だから悔いなんて絶対にないように、生活の中でずっとずっと考えるのだ。

キャ・ノンへのメッセージ・ご意見・ご要望・お悩み相談などはこちらから!
https://forms.gle/mFHyaA8c7bxTGx4v5
過去の連載記事はこちら
https://strmweb.jp/tag/ca_non_regular/
