2024年3月の東名阪ツアーは次に生かせるライブにしたい

――12月13日に2ndシングル『シブヤ 午後6時』をリリースしましたが、1stシングル『CANDY』のレコーディングと比べて、何か変化は感じましたか。

志賀 レコーディングに向けての練習の取り組み方が変わって、一番歌いやすい環境を自分自身で作り出せるようになってきたと思います。

――1曲ずつ聴きどころをお聞かせください。

志賀 表題曲の「シブヤ 午後6時」は“令和の待ち合わせソング”で、待ち合わせをしているときのドキドキ感やワクワク感を味わえる楽曲になっています。サビ中に「シ・ブ・ヤ」というフレーズが何度も出てくるんですが、すごくキャッチーで、振り付けも、みんなが真似しやすいんです。ライブで振り付け講座もしたんですが、一緒に踊ったり歌ったりして楽しんでほしいです。

山本 サビの「シ・ブ・ヤ」を録るときに、“・”をしっかり意識して、一文字一文字を大切に歌ったので、そこにも注目して聴いてください。

――「ナイトフライト」はいかがでしょうか。

千田 1stシングルのカップリング曲「COUNT DOWN」とテイストが近くて、かわいい曲ばかりの中で、ちょっと背伸びをした大人っぽい色気のある楽曲になっています。今の自分たちが披露しても十分かっこいいと思うんですけど、これから年齢や経験、ステージを重ねるごとに、もっとかっこよくなる曲だと思います。

山本 「It’s party time!」は春をイメージさせるような歌詞で、3月に控えている東名阪ツアーのタイトルが「SCRAMBLE PARTY!」なんですが、曲中に「Scramble」だったり「party」というフレーズが散りばめられています。全体的に青春を感じる、ちょっと懐かしさもある曲調なので、いろんな世代の人に青春を共有してもらえる曲です。

筒井 「Member Sign」はメンバーとの絆だったり、僕たちとCOOLerの皆さんとの絆だったりを歌った曲です。レコーディングのときも、いろんな人との繋がりを思いながら歌ったんですが、落ち込んでいるときとかに聴いたら、励ましてもらえるような歌詞で、元気と勇気をもらえる曲です。個人的には特に注目してほしいポイントがあって。1番と2番の英語のラップは僕が担当していて、かなり練習しました。

――どうして抜擢されたと思いますか?

筒井 一応、僕は英語が得意で、英検も準一級を持っているんです。だから英語担当として選んでいただいたのかなと(笑)。ICExでラップパートがある曲は初なので頑張りました。ライブでCOOLerの皆さんと一緒に盛り上がるのが楽しみです。

――「SCRAMBLE PARTY!」はどういうライブにしたいですか?

志賀 東名阪ツアーなので、その場所でしか会えない人もたくさんいますし、計6公演あるので、1公演1公演を大事にパフォーマンスして、COOLerの皆さんに満足してもらって、次に生かせるライブができたらいいなって思います。

――大阪出身の阿久根さんと竹野さん、愛知出身の中村さんと八神さんにとっては凱旋ライブにもなりますね。

阿久根 感慨深いですね。以前は大阪を拠点に活動させていただいていたので、ICExのメンバーとして帰れるのがうれしいです。

竹野 やっぱり地元を盛り上げたいって気持ちは強いですし、そもそも大阪の人たちはノリが良いので、僕たちも皆さんに負けないようにライブをしたいです。

八神 地元でのライブは楽しみでもありますし、ちょっと気負う部分もあります。

中村 リリイベで地元に行ったことはあるんですけど、ライブで行けるのは本当にうれしいことなので、成長した姿を見せたいです。