序盤からフレッシュなパフォーマンスを披露した新加入の7期生。自己紹介では個性豊かに

開演を告げる「overture (HKT48 ver.)」に合わせて、壇上のスクリーンでは7期生のレッスン風景を投影。1人ずつ、スポットライトを浴びた7期生のメンバーがソロダンスを披露し、客席の熱気が高まった。

16人のパフォーマンスは「人差し指の銃弾」でスタート。2023年11月〜2024年4月の約半年間に及ぶオーディションをくぐり抜けた16人のメンバーはクールな表情を見せ、続く「君のことが好きやけん」では一変、曲中でほがらかな表情を浮かべながら、個性豊かな自己紹介を披露した。

ステージに登場したチームKIVのキャプテンでドラフト2期生の松岡はなによる「7期生、かわいかったですねぇ」の声を合図に、先輩メンバーも続々と合流。総勢52人でステージをめいっぱい使った「桜、みんなで食べた」で躍動し、続く「HKT48」では熱を帯びたメンバーにつられて、客席のコールもいっそう力強さを増した。

MCでは、先輩メンバーや観客が温かく見守る中で7期生が元気よく自己紹介。リハーサルを振り返る松岡は、7期生の奮闘を見て「泣いちゃったんですよ。もう、感動しちゃって」と思いをあらわにした。

7期生をフィーチャーするトークは続き、江浦優香がチームHのキャプテンで4期生の豊永阿紀への憧れを口にすると、豊永は「見たことがある」とポツリ。サッカーの現場で「(江浦が)ジュニアチアリーディングチームに入ってたんですよ。私が歌う前に一緒にその子たちが踊っていて、一緒に並んで選手を応援してた」と明かし、目を合わせた江浦が笑顔で「はい!」と答えた。

メンバーから「オタ歴10年」と紹介された山川万里愛が「全国握手会とか劇場とか、コンサートも全部行ってました」と朗らかに叫ぶと、場内は歓喜。「めちゃめちゃ歌が上手い」とささやかれていたという、最年少の呉優菜が「シンデレラなんていない」の一節をアカペラで披露すると、ステージでは称賛の声が飛びかった。