グループ初の夏曲「マーマレード」では“ステージ初披露”のバタバタも

――最新シングル表題曲「マーマレード」は、グループ初の“夏曲”となりました。

久木田菜々夏(以下、久木田) おしゃれでキュートな、ザ・夏ソングですね。私たちになかったかわいらしい曲で、第一印象で「うわ、かわいい!」と素直に思いました。グループの新たな一面が浸透したら、うれしいです。

春瀬もも(以下、春瀬) グループでは珍しく甘めな曲と思って、歌詞では<潮騒>や<波>、<マーメイド>のように爽やかなフレーズがたくさん出てくるし、情景がパッと浮かんできたんです。パフォーマンスは、マーマレードみたいに甘酸っぱい雰囲気になっています。

――浜辺やダイナーで撮影したMVからも、爽やかさを感じられます。

久木田 現地は暑かったです。でも、個人カットやグループカットを撮影する合間はけっこう自由で、メンバーそれぞれが海でパチャパチャと遊んでいました。待ち時間にはみんなで“世界にありそうでない国名”をリズムに合わせて順番に答えるゲームをして、合計では2〜3時間ほど遊んでいたと思います(笑)。

――(笑)。真夏の炎天下で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」では、グループ念願の屋外ステージ「SMILE GARDEN」での初披露もありました。

久木田 ワンマンライブで“カラテア”ファンの方々に囲まれての新曲初披露ではなく、私たちを見たことのない方々もいるなかでのステージは、緊張しました。デビュー当初から憧れていた「SMILE GARDEN」でのパフォーマンスにも緊張があって、本番まではバタバタでした。

春瀬 初披露前日の深夜には『オールナイトフジコ』での地上波デビューもあったから、バタバタで。テレビ出演の緊張感が解かれた夢心地のまま「SMILE GARDEN」の本番が近づいてきたので、フワフワしていたなって思います。本番直前まで「マーマレード」の振り付けを確認して、事前に何度もレッスンしたし、ダンスの先生がいない状況でメンバー揃って自主練もしました。

日南ことり(以下、日南) テレビ出演や新曲初披露を控えて、生誕祭もあったので「TIF」までの1ヶ月ほどは忙しかったです。でも、すべてを乗り越えられたのは、メンバー同士で高め合ってきたからだと思います。レッスンではたがいに確認し合って、パフォーマンスを突き詰められたし、みんなで力を合わせて頑張れました。

――久木田さんは、話題に出た『オールナイトフジコ』発のアイドルグループ・フジコーズに所属する妹の久木田帆乃夏さんとの「TIF」でのツーショットを、SNSで公開していました。

久木田 別々の日程でしたけど、同じステージ(浮島ステージ)に立てたのは奇跡的でした。妹も“カラテア”のライブをよく見に来てくれますし、大舞台の「TIF」を共にできたのはうれしかったです。