「この3人でClariSなんだ」第3章 初ワンマンツアーで感じた手応え

――ClariSの皆さんは昨年8月以来、STREAMには二度目の登場です。その時はまだ新メンバーのお2人がとても初々しかった印象ですが、あれから9か月ほど経って、心境の変化や成長を感じる部分があれば教えてください。

アンナ 前回は「Umitsuki」のレコーディングとMusic Video撮影が終わったばかりの頃で、取材もまだ慣れずとても緊張していたんですけど、そこから国内のみならず、海外でもライブを行わせていただいたり、「まどか☆マギカ」のリンクスパートナーに就任して「リンクス」というコンセプトEPを出させていただいたりするなど色々な経験をさせていただきました。様々な活動を通して、私達3人それぞれの個性の出し方や3人のClariS像の輪郭がはっきりしてきたなと感じています。先日、初めてのワンマンツアーを終えたことで、さらに自分が目指すべき方向性や音楽との向き合い方も見えてきて、ようやくClariS新メンバーとしてのスタートを切れたんだなという実感が湧いてきました。

エリー 私達3人まったく違った声質の個性がある中で、時間をかけて3人でひとつの歌声に聴こえるようなユニゾンや心地良いハーモニーを突き詰めてきました。アンナも言ってくれたように、海外でのライブ公演など色々な経験を経て、少しずつですが、自分達でも納得いくような3人にしか作れない声や音楽を形にすることができてきたのかなと思っています。先日のワンマンツアーでは、ClariSファミリーの皆さんがとても温かく迎え入れてくださって、なんて安心感のある場所なんだと実感することができました。改めてClariSのエリーという居場所をいただけた感じがしたので、ここからさらに羽ばたいていきたいです。

――ありがとうございます。冒頭からとても頼もしい言葉が聞けて嬉しいです。クララさんは、そんな成長していくお2人の姿をどのように見ていましたか?

クララ 加入からの約1年3か月で、2人がClariSのアンナとしてエリーとして、とても素敵に成長しているなと今回のワンマンツアーで一緒にステージに立ってみて、改めて感じました。加入当時は私が2人を引っ張っていかなきゃ!オリジナルメンバーとして頑張るぞ!といった思いが強かったんですけど、2人と一緒に作詞をしたり、パフォーマンスしたり、レコーディングを重ねたりしているうちに、今はこの3人でClariSなんだと感じられるようになっていきました。ワンマンツアーでステージに立った時には、2人の背中がとても頼もしく見えましたし、ライブを存分に楽しんでいる姿を見て、私もクララとして全力でライブを楽しむことができました。私の15年間を1年3か月の2人にいつか越えられてしまうんじゃないかと思うほど、2人が素敵な歌とパフォーマンスを届けてくれたので、本当に心から嬉しく思っています。

――皆さん、先日の初ワンマンツアーについて触れてくださったので、是非ワンマンライブの感想もお1人ずつ聞かせてください。

アンナ ClariS第3章の初ワンマンということで、ファンの皆さんにとっての第一印象となるライブだったので、どのように受け止めてもらえるのか不安やプレッシャーを強く感じていました。でも、それをバネにして期待を越えていきたい、今後のClariSが楽しみだという気持ちで帰ってもらいたいという思いが強かったので、3人で向き合って色々な感情を共有しながら、大きな一歩を踏み出せたなと思っています。ファンの皆さんにも私達の思いが伝わっていたら嬉しいです。

エリー セットリストを組んだ段階では、私達3人でワンマンツアーをしている姿がまったく想像できませんでした。最初は数か月間で、20曲以上歌いながら踊ることができるのかな、自分自身が楽しめるところまでもっていけるのかなと色々な感情が入り混じっていたんですけど、リハを重ねていくにつれて、鏡に映っている3人の姿を見ながらどんどん楽しみになっていって、早くファンの皆さんと一緒に楽しみたいという気持ちが大きくなっていくのが感じられました。

――ステージに立った瞬間はいかがでしたか?

エリー もちろん、アンナが言ってくれたようにプレッシャーもあったので、1曲目の「Trigger」の時には体がガクガクブルブルでした(笑)。でも、ファンの皆さんが笑顔で見守ってくださっていることに気付いてからは緊張も解れていきましたし、距離の近さも感じられて、ファンの皆さんと仲良くなれたような気がしています。3人で作る音楽の楽しさを改めて知ることができたので、3人の世界観をさらに深めていきたいなと思っています。

――クララさんはいかがでしたか?

クララ ライブができることや歌う場所があることが、私が生きる上で必要なことなんだと改めて感じたステージでした。ツアータイトルが『ClariS -03- 1st TOUR 2026 ~Trigger Anthem~』ということで、新たなスタートを切る私達の“きっかけ”を皆さんにも見ていただきたいと意気込んで挑んだステージだったので、久しぶりにファンの皆さんと一緒にペンライトを振ったり、タオルを振ったりする一体感を共有できて、ClariSが戻ってきたんだなと感じましたし、こんなにも楽しい時間は(ライブの他には)ないよなと改めて実感できるステージでした。1年3か月、3人で頑張ってきて良かったなと思えました。本当にそれに尽きます。