気分がアガるならアクセの着け方は何でもOK!

――お金に関係なく買えるなら、何がほしいですか? またいますぐに着けたいアクセがあれば教えてください。

古川 強いてあげるなら、Chrome HeartsやヴィンテージのHermèsでしょうか。中でもHermèsのシェーヌダンクルはトレンドが一度落ち着いたら手に入れたいです。あと、いますぐ着けたいものは、先日UNDERCOVERの展示会でオーダーさせてもらったリング。ゴールドをベースにした、アイボール(目玉)がモチーフの定番デザインなのですが、これがまたかっこいい。ちょっと早いですが、秋冬のファッションが楽しみです。

――今夏のファッションはどうですか?

古川 個人的にはテンション爆上がりです。今日穿いているスウェットパンツは、イェ(=元カニエ・ウェスト)とゴーシャラブチンスキーによるブランドですが、これがいい。イェは色んな意味で暴れん坊ですが、作品は大好きですから。あとゴーシャも、個人的にドンピシャな世代なので懐かしさも感じます。セットアップで所有していて、パンツはデニム感覚でガシガシ穿いています。あとこのスウェットのカラーリング的に、今はグレー系のトーンがトレンドなので、そういった意味でもありかなって。レイヤードを楽しむこともありますが、基本的にTシャツ1枚が多いです。

――ご自身が思う、下品にならないアクセの着け方とは?

古川 どんなアクセを着けるにしても、ミクスチャー感を出すことが大事だと思っています。シルバー&ゴールドに限らず、いろんなものをミックスして着けると悪目立ちする傾向がありますが、デザインや大きさなど、様々な要素を上手に調整しながら着けています。例えばラグジュアリーブランドが出しているような、主張の強いモチーフのものを着けるなら一つにして、あとはシンプルにまとめるとか。もちろん、多様なアクセをジャラジャラ着けることで、自分のテンションが上がるなら、それはそれでいいと思いますよ。

――あくまで自分ファーストで、と。

古川 そうですね。ミュージシャンやデザイナー、アーティストなど、自分自身がしっかりと確立している人って、その人だから成立するファッションがあるじゃないですか。それは、アクセサリーの着け方も同じだと思うんです。だからシンプル&大量どちらでも、着ける人にハマっていればそれが一番いいのかなって。僕個人としては、職業的にも好きな音楽やファッション、映画など、たくさんのカルチャーに触れることで、表現者としての深みがより生きてくると思うんです。だからファッションやアクセサリーだけに特化せず、中身もきっちりと磨いてきたいと思っています。

 

・アイテム紹介

・リング

小指と人差し指に着けているシルバーリングは、両方とも知り合いが趣味で作っているものでブランド名は特になし。ちなみに穴の空いたデザインから”穴開き(アナーキー)”リングと呼んでいるそう。

ハートモチーフのリングは、NUMBER (N)INE。華奢なハートモチーフも、二連になっていることで適度な存在感を放っている。

 

・ブレスレット
長年愛用しているという、HEADPORTERのブレスレット。いまは絶版になっているモデルだ。

 

・ジュエリー
ブレスレットは、藤原ヒロシが手掛けた伝説のブランドhead porter のアクセサリーライン「head porter +plus」のもの。

・サングラス
PORT TANGERのサングラスは、新宿「JACKPOT」で購入。適度にモード感のあるスクエアなレンズと極太のセルフレームに加え、抹茶のような鮮やかなカラーもポイント。

 

・Tシャツ
2022年、春夏シーズンのJUNYA WATANABE COMME des GARCONS MANのTシャツは、“LOVE”のロゴとペールトーンの色味がお気に入り。

 

Information

<RELEASE>
SUPER★DRAGON Major 2nd Single「Downforce」2024.9.11 Release
品番:PCCA-06333 / 価格:¥1,500(税込)
M1 Downforce
M2 Sweets
M3 Younger Forevermore
封入特典:トレカ1枚封入(集合1種、メンバーソロ9種 合計全10種) 他初回盤A・B

<LIVE>
2024.9.28 「DRA FES 2024」大宮ソニックシティ 大ホールにて開催決定!

古川毅(SUPER★DRAGON)

2015年に結成した志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽の9人からなるミクスチャーユニット「SUPER★DRAGON」のメンバー。ラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、Newミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。個人としても2018年資生堂・シーブリーズのCMキャラクターに抜擢され、ドラマ「兄友」で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは人質です」「結婚できないにはワケがある。」「箱庭のレミング」「僕らが殺した、最愛のキミ」、映画『犬鳴村』など。

PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:KEI OOSAWA