原作と今のFLOWがリンクした新曲「+ENCOUNT」では新たな挑戦も
――「+ENCOUNT」というタイトルも早いタイミングで決まったのですか?
KOHSHI そうですね。「これはもうタイトルを歌っているな」という感覚がありました。他の歌詞と共にタイトルも含めて浮かび上がってきたような感じでしたね。
――曲を聴いたKEIGOさんの第一印象はいかがでしたか?
KEIGO かけ合いが多い曲なので、ツインボーカルというFLOWの武器を最大限に生かせる楽曲だなと思いました。オープニングテーマということもあり、ライブでも絶対に盛り上がる曲になるだろうなというのが第一印象でしたね。しかも、歌詞の世界観がワールドツアーを回ってきた自分達にドンピシャでハマっていて…。まさに今のFLOWに当てはまると感じました。KOHSHIの中から出てくる言葉なので当然なのかもしれませんが、作品に寄せて書いている部分が多いはずなのに、それでも自分達にもリンクするという…。改めて、こういう作品と出会えていること自体がすごいことだなと思いました。

――今のFLOWにリンクしていると感じた歌詞はどの部分でしょうか?
KEIGO 「人生1回きり」という歌詞もそうですし、ラップ部分「マイナス懸けるマイナスで起こせ プラスなその縁カウント」というフレーズはまさに今のFLOWがやっていることだなと感じました。ワールドツアーはハプニングもありますし、プラスなことばかりではないですからね。アニメを掲げてロックバンドとして活動してきた中でも「アニメ、アニメと言わないで」という厳しい声を浴びた時代もありましたし。でも、自分達は腹を括って「これだ!」と決めて今日までやってきた。そんな積み重ねが今ではワールドツアーというプラスに繋がっていると思っているので、そういう意味でも自分達にハマる歌詞だなと感じています。
――シングル曲では毎回新たな挑戦も含まれているのかなと思いますが、今回はいかがでしたか?
TAKE 今回はラップとメロディという二軸があったので、自分達が積み重ねてきた得意分野を“今のFLOW”と融合させようと思って作りました。最近また2000年代初頭のラップメタルのリバイバル的な流れがあり、若いミュージシャン達がロックサウンドにラップを乗せるスタイルを取り入れているなと感じていて…。それは自分達がLimp BizkitやRage Against the Machineを聴いて培ってきたものとも重なるので、その感覚を2026年に落とし込めたことが個人的には嬉しかったです。

KOHSHI あと、今回は海外でレコーディングしたことも僕らにとっては挑戦でした。アメリカツアー中に、歌録りするというのは初めての経験でした。制作の時間が限られていたので、「ツアー中に録ろう」という流れになったんですよね。実際にやってみると、ライブ後で声が出なくて本当に大変でした。でも、マイナスなことばかり言ってはいられないので、トライした結果、プラスに仕上がったと思える曲になったので、挑戦してみて良かったなと思っています。

――KOHSHIさんご自身が歌詞でこだわった部分や「この一行に思いが込められている」といった部分はありますか?
KOHSHI 今回は「+ENCOUNT」というタイトルがすべてを象徴しているなと思っています。誰もが腐ったり、投げやりになったりする瞬間があると思いますが、「+ENCOUNT」というキーワードを皆さんのどこかに忍ばせてもらって、この曲を一緒に歌って自分を鼓舞してもらえたら嬉しいです。
――ちなみに、この曲はライブでは既に披露しているのですか?
TAKE それがですね…、まさかのコロンビアで初出しでした。
KEIGO 初めましての人の前で誰も知らない新曲をやるという…。
一同 (笑)。
KOHSHI でも、二番のサビのコーラス部分ではみんなが歌ってくれていて嬉しかったですね。ライブ楽曲として、ファンのみんなと一緒に成長していく曲になるだろうなと実感しました。
TAKE ツアー期間中にアメリカで録って、日本でミックスして、コロンビアで初披露…。まさにFLOWにとって初めて尽くしの曲になりましたね。
――本当にこれからのライブが楽しみになる曲ですよね?
KEIGO 分かりやすく乗れて、一緒に歌いやすい曲だと思っています。先日、秋田のフェスでも披露してみて、非常にライブ映えする曲だと感じました。これからセットリストにどんどん入ってくる楽曲だと思うので、楽しみにしていてほしいです。
――曲を作っている時やレコーディングしている時に、既にライブも想像していたのですか?
KOHSHI いや、今回は全然していなくて…。Music Videoを撮っている時に、少しずつライブのイメージが湧いてきました。実際に一緒に盛り上がってくれるのか心配だったのですが、コロンビアでも秋田でもすぐに声を出して反応してくれたので、これからが楽しみな曲だなと思っています。
