『rockin’star Carnival』という新たなイベントへの挑戦
――ロッキンでは、どのような選曲を心がけているのでしょうか?また、先ほどあったようなロッキンの変化に応じて、選曲の傾向も変化してきていますか?
DJ和 僕はその日そこにいるお客さんに向けて選曲していくというスタイルで活動を続けています。全員が100%知っている曲だけをかけるわけではないのですが、できる限り多くの人が知っていて、しかも、今この時期だから聴きたい曲、夏の野外で聴くと気持ち良い曲をずっと探し続けています。もちろんバズっている曲やよく耳にする曲もDJとして取り入れるべきだと思っていますので、最近はバズっているアイドルの曲を流すことも増えました。ロッキンではロックをベースに選曲していますが、合間に「来たー!」と思ってもらえる曲を挟むことも意識しています。その日のラインナップを見ながら、ロックだけに捉われず自由でいいんだと思いながら選曲しています。

――毎年出演している中で、他の出演アーティストとの交流もあると思いますが、最近のももいろクローバーZの佐々木彩夏(あーりん)さんとの交流は特に印象的でした。
DJ和 あーりんさんが僕のステージを見てSNSに上げてくれていたのは本当に驚きました。あれだけの大きいステージでやらせてもらっているので、改めて色々な人に見てもらえているんだなと実感しました。もちろん責任を持ってステージに立っていますが、ある意味では無責任と言いますか…。やっぱりトリのアーティストが終わって帰る人も多いので、残った人達だけ二次会的に楽しんでいるような感覚もあります。「まだまだ遊びたい人だけ残って楽しもうぜ」くらいの軽い気持ちでワチャワチャやっています。参加した人が楽しんでくれている様子が伝わってくるので、ステージから見ていて本当に嬉しいですね。だからこそ、そんな中にあーりんさんもいて、楽しんでくれていたというのは本当に驚きでした。それがきっかけで、その後あーりんさんのラジオのイベントにゲストで呼んでいただいたので、人生何が起こるか本当に分からないなと感じました(笑)。
――ももクロさんはSTREAMにも何度も登場しているので、そのエピソードが聞けて良かったです。そして、ロッキング・オンが主催するイベント『rockin’star Carnival』。これもまたDJ和さんにとって特別なイベントになっているのではないでしょうか?
DJ和 去年初開催だったのですが、話をいただいたのは一昨年の夏でした。もともとロッキンが行われていたひたち海浜公園で行われるイベントだという重みを感じましたね。当然、ロッキング・オンの皆さんもファンの皆さんもひたちなかには思い出や思い入れがあり過ぎると思いますし、そこで行われる新たなイベントということで、自分にとっても本当に特別なものになっています。最初に聞いた時には、もちろん光栄なことだと思いましたが、責任重大過ぎてプレッシャーしか感じませんでした(笑)。

――昨年、実際にステージに立ってみていかがでしたか?
DJ和 かつてGRASS STAGEがあった芝生広場にステージを組んでDJをしたので、ステージから見た景色は本当にエモかったですね。ロッキンのチームが手がける新しいイベントに参加させてもらえた喜びもありましたし、何よりも花火と音楽の融合が素晴らしかったです。今までの花火大会の概念が変わりました。本当に音楽ありきの花火なので、邦ロックやJ-POPが好きな人にとっては夢のような花火大会だと思います。曲とのシンクロ具合がやばくて、ライブとはまた違った感動がありました。前例がないイベントで説明が難しいのですが、とにかく初体験のイベントだったので、フェス好きの皆さんには是非とも体験してほしいです。このイベントも今後定着していってほしいですね。毎年夏にロッキンがあり、ロッキンの後にはロッキンスターカーニバルが控えているというのを今後も自分のライフワークにしていきたいです。
