今回の舞台における難しいところやこだわりたいこと
――現在、稽古の真っ只中だと思いますが、こだわっているところや難しいところなどはありますか?
結城 声が通らないことに苦戦しています。舞台での発声が難しいなと思っていて。キャーとか悲鳴をあげるときはしっかり出るんですが。
大林 でもキャーが得意ってすごいよね。なかなかいないと思う。
結城 みなさんをお手本にしながら勉強しています。あとは後輩感を出すことはすごく大事にしてます。
――結城さんも今年からソロとしての活動が始まって、舞台にも多く挑戦されていますが、いかがですか?
結城 舞台は3年前ぐらいにやらせていただいたのが初めてで、今年は3本目になります。舞台はとても楽しいと思いつつ、難しさもたくさんあります。役をいただいてから、自分で気持ちをつくって、その気持ちから動きをつけたりしています。でもまだ自分ではつかみきれないことが多くて、この場合は目線はこっちだなとか、会話してる中での気持ちはこうなっているんだろうなというのを、少しずつ勉強しています。

――俳優としていろんなことを吸収している時期なんですね。
結城 そうですね。舞台自体が楽しいですし、初めて舞台に立ったときのことが忘れられなくて。そのとき、舞台を続けていきたいって思ったことを思い出すと、大変なことがあっても頑張ろうって思えますし、ファンの皆さんに歌とダンス以外の一面を見ていただいて、喜んでくださっているのを見るとモチベーションも上がります。
――大林さんはいかがですか?こだわっているところや難しさなどはありますか?
大林 セリフの音が気になるタイプなので、演出家の笠原哲平さんのイメージに合う音をそのまま体現できるときもあれば、できないこともあって。そこに葛藤はありますね。あとは凛とした佇まいが苦手で、自分の中では挑戦になっています。どうしても笑顔になってしまったり。
萌花 大林さんはアスリートのイメージが強かったので、すごくかっこいいイメージでしたが、お会いしたらいつも笑顔で優しくて。
大林 ありがとうございます。かっこいいのが苦手なことも克服したいなと思いますし、役者冥利に尽きるというか、大人として、女性として素敵な役なので頑張りたいですね。

――俳優として20年のキャリアがありながらも、今も挑戦されるのは素敵ですね。
大林 バレーボールより俳優のほうが長くなりました。バレーボールの印象が強いとは思いますが、表現者として頑張っていきたいです。若い俳優のみなさんは、言われたことへの反応がすごく早いなと思いますし、みなさんからエネルギーをいただいています。
あとは、俳優の現場で全員が女性なのは初めてです。それこそ、こんな女性ばかりの環境はバレーボール以来で懐かしいような、不思議な感覚です。
