高校3年生で通った芸能スクールが「青春」であり原点に
――キャリアについても伺います。中学時代や高校時代を振り返っていただきたいです。
瀬戸 わりと物静かな生徒で、ひそかに人前へ出ることに憧れていました。俳優の仕事に繋がっているかは分からないんですけど、中学時代に演技をしたこともあります。文化祭で演劇をやることが決まり、出演者のオーディションに参加したんですよ。現場では、カエル役でオーディションを受けることになったんですけど、緊張しいだから口の中がパッサパサで上手くしゃべれず不合格になってしまったのも、今ではいい思い出です(笑)。俳優のきっかけをつかんだのは、高校3年生で通っていた芸能スクールでした。僕にとっての青春です。
――なぜ、芸能スクールへ通ったのでしょう?
瀬戸 若い頃に演劇経験のあった母がきっかけでした。僕の家は兄弟が4人いて、母は「誰かに芸能界へ進んでほしい」と思っていたんですよ。実は、僕は中学時代に芸能事務所からスカウトされたことがあり、母も可能性を感じてくれていたみたいなんですよね。ひそかに人前へ出たい気持ちもあったし、楽しみながらスクールに打ち込んでいました。
――当時を経て、今はまさに憧れのお仕事に就いています。
瀬戸 ビックリですよね(笑)。でも、昔からテレビに出演している自分の夢をよく見ていたんですよ。実際、叶えられる世界に足を踏み入れられたし、可能性も十分にある環境だなと思っています。