日向坂46の新たな歴史を刻んだ2日間『7回目のひな誕祭』

――今回、三期生でキャプテンの髙橋未来虹さんと五期生の鶴崎仁香さんのお2人だと聞いて、意外な組み合わせだな?と感じましたが、お2人的にはいかがでしょうか?

髙橋未来虹(以下、髙橋) 私も意外な組み合わせだなと感じました(笑)。

鶴崎仁香(以下、鶴崎) 私はド緊張しながらやってきました…。

髙橋 私も先輩と2人きりで取材を受けたことはありましたが、後輩と2人で取材を受ける機会は今まであまりなかったので、リードしなきゃ…といった気持ちもあって、私も少し緊張しています。

――そんなお2人の共通点と言えば、ラジオですよね。鶴崎さんはこの春、佐々木久美さんから引き継ぐ形でJ-WAVEのナビゲーターを担当していますが、ラジオの仕事はいかがですか?

鶴崎 こんなにも早いタイミングで、ラジオのお仕事をいただけるとは思ってもいなかったので、(お話を聞いた時は)驚きました。番組のテーマが「経済」ということで、毎週知見が広がっていくので、とても楽しいです。専門的な用語がたくさん出てきたりもするのですが、インバウンドや円安・円高といった身近な話題も登場しますし、分からないことを先生に教えてもらうスタイルなので、経済のことが少しずつ理解できるようになりました。

――一方、髙橋さんがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組はどのような番組でしょうか?

髙橋 金曜日のお昼時に、日向坂46のメンバーがほっとできるような時間をお届けしています。雑談やエピソードトークも多く、とてもゆるっとした番組です(笑)。仁香ちゃんの番組は、長らく久美さんが担当していたので、五期生が任されるなんてすごい大役だなと思っていたのですが、楽しそうに収録に臨んでいるみたいなので先輩として誇らしいですし、とても安心しました。

――ちなみに、他にもお2人の共通点は何かありますか?

髙橋 実は同い年で、吹奏楽部で、B型です。身長も高いので、ほぼ私ですね(笑)。

鶴崎 (笑)。

――ほぼ私(笑)。ますます興味深くなってきましたが、新曲のお話の前に、まずは4月に横浜スタジアムで行われた『7回目のひな誕祭』のお話から聞かせてください。初日は雨で大変だったと思いますが、今年のひな誕祭はいかがでしたか?

髙橋 皆さんから「大変だったでしょ?」、「風邪ひかなかった?」と心配の声をかけていただいたのですが、本当にただただ楽しくて…。誰一人、体調を崩すメンバーはいなかったので、それぐらい全員が熱い気持ちで乗り切ってくれたんだろうなと感じています。私は学生時代に楽器をやっていたこともあり、グループ加入時から、いつかは生バンドでライブをやってみたいという夢を持っていました。今回、日向坂46の新しい挑戦として、その夢が叶ったことも嬉しかったですし、生バンドにメンバーが加われたこともとても嬉しかったです。仁香ちゃんもトランペットをたくさん練習していたので、歌やダンスだけではないメンバーの魅力を7周年という節目にお届けできて良かったなと思っています。1日目と2日目では全然景色が違ったこともあり、日向坂46にとって大切な歴史が刻まれた2日間になりました。

鶴崎 私達五期生は、前回『6回目のひな誕祭』の時に初めておひさま(ファンの呼称)の皆さんの前でご挨拶をさせていただいたのですが、その時は1人1分程度の自己紹介だったのに、緊張し過ぎて全員が小鹿状態でした。あれから1年経って、最初から最後までライブに参加させていただけたことが何よりも嬉しかったです。リハーサル期間からずっとワクワクしていたのですが、「JOYFUL LOVE」でおひさまのペンライトの虹を見た時には本当に日向坂46の一員になったんだなと実感しましたし、未来虹さんのスピーチの言葉がとても胸に響いて、2日目は涙がこみ上げてきました。

――髙橋さんは、五期生メンバーの姿をどのように見ていましたか?

髙橋 加入して1年間で、これだけの曲数をパフォーマンスするというのは本当に大変だったと思います。今では振り覚えが早いと言ってもらえるようになりましたが、初めて先輩達と一緒にパフォーマンスした時は泣いていたので…。私はたった1曲で緊張感を感じていたので、それを何曲もこなしている五期生は本当に頼もしいですよね。でも、リハーサル中に悩んでいた表情や姿も先輩達はちゃんと見ていました。五期生は逸材だと括られることも多いのですが、メンバーそれぞれが努力して頼もしい姿を見せているんだということを、声を大にして伝えたいです。

――力強いメッセージ、ありがとうございます。でも、そんな髙橋さんにとっても、キャプテンとして過ごしてきたこの1年間は、色々な悩みや葛藤とも向き合ってきたのではないかなと思いますが、いかがでしょうか?

髙橋 そうですね。「この1年どうだった?」と聞かれることも多いのですが、あっという間という感覚は全然なくて…。悩みながら、たくさん考えながら、じっくりと歩んできたなと感じています。キャプテンに就任した1年前のひな誕祭ではステージ上で泣いていた私が、今年のひな誕祭では一度も涙を流さずに笑って終えられたのは、間違いなくメンバーとおひさまの皆さんの支えがあったからだと思っています。これまでの日向坂46の活動の中で、一番皆さんからの支えを感じた1年でした。