こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。今日は先日行われたGANG PARADE SO LONG TOURの宮古公演の日のことを書いていこうと思います。
岩手に行くことも、宮古に行くことも初めてだった。クラブカウンターアクション宮古という会場にはずっと憧れがあって、それでもGANG PARADEは人数が多すぎてなかなか行くことができず、今回ラストツアーで念願叶っていけることになった。最初で最後になってしまうことは、すごくさみしいのと同時に、このさみしさを感じられることも本当にしあわせなことだと思うのだ。
ステージは11人が横一列になることもむずかしくて、でもわたしはこういう箱が結構好きで、11人がぎちぎちに収まってライブしているときにしかない高揚感みたいなものがあって、リハーサルからワクワクしていた。
本番が始まると、フロアはさらにぎゅうぎゅうに遊び人が詰まっていて、まだライブは始まっていないのにあまりの暑さと酸素の薄さにくらくらする。二曲目にはもう汗だくで、ライブ前半が終わる頃には前髪なんてなかったことになった。
途中、熱気とスモークで目の前がなにも見えなくなる瞬間があった。瞬間というほど一瞬でもなくて、三曲くらい幻の中にいるみたいな時間だった。遊び人の姿が見えなくなって、でもたしかに声が聞こえて、それもなぜかものすごく楽しくて。
魔法がかかってる日みたいなものって存在していて、この日は間違いなくそれだった。ステージも、フロアも、魔法にかけられたように何をしていてもたのしくておもしろくて、この時間が永遠に続けばいいのにと思うけれど、続かないから本当で永遠なんだと思う。あの瞬間だけがすべてだった。わたしはあと何回そんな日と出会えるのだろうか。遊び人と何回それができるのだろう。何度でも魔法にかかりたい。
ユアちゃんのアンコールMCもすごくよかった。すごくよかったなーとライブ終わってからしばらく浸るくらいにはずっと頭の中に残っていた。ユアちゃんだから言える言葉と、ユアちゃんがもうGANG PARADEそのものだからこそのGANG PARADEとしての言葉が、それはもう全員のものだった。「最後まで遊び人でいてくれますか?」なんて本当は聞きたくないけれど、力強く拍手を送ってくれる遊び人の姿を見て、そんな遊び人が誇れるようなグループで、メンバーでいようと改めて心に決めた。
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