こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。今週もインタビュー企画をお届けしたいと思います。今回、わたしがインタビュアーになって、メンバーひとりずつお話を聞いていきます。
前回、第一回目はチャンベイビーさんが来てくれました。メンバーの順番はバラバラです。今回はユイ・ガ・ドクソンさんにお話を伺っていきます。

キャ・ノン 解散発表してから今日までどんなことを考えながら活動してきました?
ユイ・ガ・ドクソン 解散発表のときは遊び人が悲しむことがすごく不安で苦しかったです。でも解散は覆せないことだったのでその中で何ができるのかなって思って。今年の初めに目標を立てたんですけど、それはGANG PARADEを愛し尽くすということ。味わい尽くして、大切に大切に遊び場を楽しみ尽くすぞっていう気持ちを強く持って、少しでも遊び人の悲しみを薄められたらいいなって思っています。
キャ・ノン 愛するってどんなこと?
ユイ・ガ・ドクソン 自分の全てを捧げること。
キャ・ノン ドクにとって自分の全てってなんだと思う?
ユイ・ガ・ドクソン 0時から24時まで。
キャ・ノン 自分の全ての時間ね。
ユイ・ガ・ドクソン そう。自分の時間を自分じゃない何かに捧げること。それは人であったり、モノであったり、推し活とかにも言えることだけど、自分が持っているものの中で一番使えるものが時間だから。ギャンパレの活動を始めてからずっと思ってきたことだけど、改めて愛すぞっていう気持ちでやっています。
キャ・ノン 目標を言葉にすると、自然とそうなるよね。
ユイ・ガ・ドクソン これまでは「もっといくぞ」みたいな感じで必死だったけど、ふと歩みを緩めて、振り返ってみる時間を作って、味わい尽くせるようにって思っています。
キャ・ノン 前回のインタビューでベビ(チャンベイビー)と話していて、家に帰って一人になった瞬間が寂しいよねって話をしてたんだけど、ドクもそういうのがあったりする?
ユイ・ガ・ドクソン 寂しい瞬間はどこでもある。考えれば考えるほど寂しさを感じる。だけど寂しがっていてもしょうがないというか、もったいない気がして。それこそこの後、寂しさとか、もっとやっておけばよかったって絶対思うから、遊び人に対しても、自分自身に対しても、そういう気持ちが薄められるように楽しみ尽くしたい。
キャ・ノン GANG PARADE SO LONG TOURのSpotify O-WESTのアンコールMCでも寂しさと愛しさについて話していたよね。
ユイ・ガ・ドクソン 寂しさと愛しさのお話ね。寂しいなって思うとすごく考える。ギャンパレに入って芽生えた感情で。ギャンパレに入る前は、悩んだときも「こうしよう」にたどり着く前に、「もういいや」って思うことが多かったけど、ギャンパレに入って、どうしようって思ったときにも、その先にたどり着くことが少しずつできるようになってきて。今も、寂しさとかマイナスな気持ちを乗り越えて、限られた日々を大事にするためにはどうすればいいか考えて話した。やっぱり好きじゃないと寂しくないもんね。
キャ・ノン ドクがギャンパレのこと考えたり、わからないことを言語化しようとした結果なんだろうなって思って、とてもいいなと思った。
ユイ・ガ・ドクソン 全員に同じ気持ちを伝えられるかはわからないけど、もしかしたら誰かには伝わって、それが支えになったらいいなって思うから、思いついた言葉で伝えたいって思っている。
キャ・ノン 素敵。ギャンパレの活動を振り返って、一番、大切にしてきたことは何ですか?
ユイ・ガ・ドクソン いっぱいありすぎるけど、一番大事なのは感謝です。やっぱり一人じゃ何もできない。できないから、全てにおいて支えてもらってできている。そのことへの感謝です。感謝を持つ、感謝をちゃんと思う、一つ一つありがたいな、ありがたいなって思うことが大事だと思います。
キャ・ノン 確かに。ドクはその印象が強いかも。よくありがたいって言っている。
ユイ・ガ・ドクソン ありがたいなって改めて思わないと、麻痺してきそうな気がして。あとはありがたいって思うと幸せだから。ライブで大事にしていることは、何者でもない私は命を削らないと何も成しえないと思っていて。秀でていることがないなら、命を削るくらいやらないと、人に何かを伝えることなんてできないと思っている。
キャ・ノン いつからそう思ってるの?
ユイ・ガ・ドクソン もうずっと。
キャ・ノン きっかけは?初めてライブをしたときにはそうは思わなくない?
ユイ・ガ・ドクソン 逆にライブする前から思っていたかも。
キャ・ノン え、そうなの?何をきっかけにそう思ったのかが気になる。
ユイ・ガ・ドクソン ギャンパレに入る前は、誰かに何かを届けたいとか、そんなことを考えたこともなかったし。逆に自分にも何かできることがあるんじゃないかって自分の力を過信していた。ギャンパレに入る前の方がそういう気持ちがあって。
ギャンパレに入ってからは、たくさんの人が時間とお金を作って来てくれて、返せるものというか、届けなきゃいけないって思ったときに、歌が上手いとか、ダンスで人に涙を流させることができるわけでもないと感じて、何者でもないって思った。
キャ・ノン なるほどね。自分がアイドルになってから現実を知った。
ユイ・ガ・ドクソン そう。過信だったって気づいた。お金を払って歌を聴きに来てもらえるって普通はないことだし、その立場になったときに、ありのままじゃダメで、限界を超えるものじゃないとダメだって思った。もし普段の私で、人が涙を流すレベルの何かがあったら、この考えにならなかったかもしれないから、凡で良かったと思います。こういう気持ちで向き合えることが嬉しかったりもする。
キャ・ノン いいね、たどり着ける側で良かった。
ユイ・ガ・ドクソン できないことにぶち当たったときにそう思います。できないことも悪いことばかりじゃないと思いました。才能がある人は一握りで、誰もができなくて苦しんでいたり、壁にぶつかっていると思うから。
キャ・ノン ギャンパレに入って変わったところと変わらないところは?
ユイ・ガ・ドクソン 変わったところはお酒を飲まなくなりました。
キャ・ノン なんで飲まなくなったの?
ユイ・ガ・ドクソン 入る前は飲まなきゃやってられないことが多かった。私は常に楽しかったり、ワクワクしたり、おもろい日常でありたいって思うタイプなんだけど、入る前はあまり刺激がなくて、飲んで楽しくなるしかなかった。
キャ・ノン ギャンパレに入ってからはお酒を飲まなくても楽しい日々が送れるようになった?
ユイ・ガ・ドクソン うん。全く飲まなくなったから自分でも驚いています。それほどにやりたいことをさせてもらえてるんだなって実感していて、幸せなことだと思います。ギャンパレが無くなったら、また飲まなきゃってなるかも。
あとはお酒を飲むと思考の境界線が曖昧になる。前はそれに助けられていたけど、全てギャンパレに捧げたいと思う中で、考えることができなくなるのが嫌で。悩み事とか考え事にぶち当たってるときに、酔うともういいかなってなるのがなんか嫌。
キャ・ノン 変わらないところは?
ユイ・ガ・ドクソン 変わらないところ、ろくでもないところ。
キャ・ノン どういうところがろくでもないって思うの?
ユイ・ガ・ドクソン 私生活がろくでもないです。眠たくなったら寝るから、朝の6時半とかまで起きてる。昨日は夜中の3時にカップ麺食べちゃいました。周りのみんなの話を聞いてると当たり前ですけど、ちゃんとしてるなって。
キャ・ノン ちゃんとしてるっていうか普通なんだろうね、多分。
ユイ・ガ・ドクソン だからろくでもないなって思う。
キャ・ノン 違うよ。多分それでも平気だからだよ。体が鉄人すぎるから3時にカップ麺を食べても肌荒れしなかったり、太りもしないからそれができている。ドクのフィジカルの強さだと思う。全然ガタが来ないよね。
ユイ・ガ・ドクソン 確かに病気にならない。私の持論としては虐げて強くする。
キャ・ノン いや違う。それはドクが強いだけ。
ユイ・ガ・ドクソン そうかな。リスキーだけど、体に自信がある人はぜひやってみてほしい。でもお腹だけは弱い。ニンニク入りのラーメン食べたら、帰り道でう〇こを漏らしそうになる。今はまだギリギリで耐えられているからいいけど、いつか限界を超えたときのことを考えると怖すぎて。だから外でご飯を食べるときは辛いものを食べたいときもあるけど我慢している。
キャ・ノン そうだったんだ。
ユイ・ガ・ドクソン うん。家まで無事に帰れないかもしれないから。家では好きなだけ七味を入れて、10分後にお腹壊しているけど、外じゃできないから。
キャ・ノン しかもドクは綺麗好きだから、綺麗なトイレじゃなきゃ嫌なんだよね?
ユイ・ガ・ドクソン 変なところが神経質なんです。
キャ・ノン もし限界を迎えそうなときに、汚い公衆トイレがあったら?
ユイ・ガ・ドクソン 漏らす。MVの撮影で海外に行かせてもらったときに、撮影中にめっちゃトイレ行きたくなって。危機的状況だったけど、トイレ汚かったからホテルまで我慢した。気絶しそうだった。最悪、もう漏らしてもいいやって思っていました。本当はどんな場所でもトイレに行けるようになりたい。悩みです。
キャ・ノン 私たちの思い出といえばなんだろう?
ユイ・ガ・ドクソン 2022年のギャンパレ再始動のお正月です。寝泊まりしながらフォーメーション作って、ライブをしたときかな。再始動まではグループとしては分かれていたから、そこまで関わりがなかったよね。だから、ノンがどういう人間なのかとかも、そこまで深く知らなかった。再始動のライブ前にノンが泣いていたときは可愛かった。
キャ・ノン パニックだった。
ユイ・ガ・ドクソン ノンに人間みを感じて愛しくなった。ノンは器用なイメージがあったから、どんなときも困ったりしなさそうだし、困っていても顔に出さないイメージだった。だから感情が溢れ出ている姿を見て、抱きしめたくなりました。
キャ・ノン 困ったよ。困らないように先に頑張るタイプだったし。でも再始動のときは、それもできなかったから。
ユイ・ガ・ドクソン 最近はいつ泣いた?
キャ・ノン THEイナズマ戦隊さんのライブを見て泣いた。
ユイ・ガ・ドクソン あ、泣いてた?ノンも泣かないイメージがある。
キャ・ノン 恥ずかしいからね。
ユイ・ガ・ドクソン わかる。人前で泣くの恥ずかしい。
キャ・ノン でも再始動のとき、みんな優しかった。
ユイ・ガ・ドクソン 優しかった?もっと腕は45度って言ってるだろみたいな。
キャ・ノン そういうとこじゃなくて、できないことを責めないでくれたから。
ユイ・ガ・ドクソン 誰も冷静じゃなかったし、元々ギャンパレだったメンバーもパニックだった。でもギャンパレが再始動することがうれしい気持ちもあってすごく覚えている。ギャンパレが分裂したときは、そのグループで駆け上がるぞって覚悟を決めていたから、ギャンパレのことはあまり考えないようにしていたけど、やっぱりギャンパレは大好きだし、大切だし、特別だった。分裂したときは解散ではなかったから、可能性がある状態だったから、どこかでギャンパレがまたできることを望んでいたから、すごく嬉しかったし、ワクワクした。
キャ・ノン 最後に、私に聞けなかったことや言えなかったことなどはある?
ユイ・ガ・ドクソン ノンに聞けなかったり、言いたいけど言えないことはないけど、ノンに言ったことないことを言います。ノンの文章が好きです。ノンの連載ですごく好きな回があって。解散発表の回かな。100%直接的な言葉ではないのに、ストレートに気持ちが伝わる言葉選びが好きです。
キャ・ノン ありがとう。
ユイ・ガ・ドクソン アイドルの話もグッときた。やっぱ文章でグッとくることは少ないので、いい本に出会ったときと同じ気持ちになった。でも吐しゃ物の話はダメだった。イメージしちゃって。イメージできるのは文章の上手さだと思うけど、絶対その回だけはもう読んだらダメだと思った。
キャ・ノン (笑)
ユイ・ガ・ドクソン あとはゴリラのクッキーをくれたのがすごく嬉しかった。
キャ・ノン ゴリラのクッキーをLINEのアイコンにしてくれたんだよね。
ユイ・ガ・ドクソン そう。何でもないときにプレゼントをもらうことなんてないから、嬉しかった。ドクを一瞬思い出してくれたってことでしょ?
キャ・ノン うん。金沢で見つけて、ドクにあげたら喜んでくれるかなって思って。想像以上にすごい喜んでくれて。
ユイ・ガ・ドクソン 嬉しかったよ。奉仕の心じゃない?その最高級の心。ふとしたときにこれあげたら喜ぶかなって思ってくれたことが嬉しかったです。純粋な気持ちのみのプレゼントって私自身があまりしたことないから、自分もしようって思った。100%純粋なピュアな相手を思う気持ちを知りました。

ゲラゲラ笑いながらインタビューさせてもらいました。ドクのトリッキーな部分と、すごくあたたかくてやさしい人間であることが、わたしはすごく好きなので、今回伝わっていたらうれしいです。まだまだ他のメンバーの登場もお楽しみに。
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