こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。今週から不定期でインタビュー企画をお届けしたいと思います。わたしがインタビュアーになって、メンバーひとりずつお話を聞いていきます。
記念すべき一回目は、わたしの唯一の同期チャンベイビーさんに来ていただきました。写真もわたしが撮ったりしましたので、注目してみていただけたらです。

キャ・ノン 解散発表が12月にあり、インタビューの時期によって答えもバラバラだと思いますが、今日まではどんな気持ちで過ごしてきた?
チャンベイビー めちゃくちゃ情緒不安定な日々だった。くだらない話やしょうもない話で笑い合っている日常は、解散するからといって特に変わることもなかったし、楽しく過ごしているけど、一人になった瞬間「あれ?あと数ヶ月後にはこの毎日がなくなっちゃうんだ」って考えはじめたり。情緒が波のように激しい日々が続いているかな。
キャ・ノン ベビは精神が安定していて、不安定な部分を人前で見せないところがすごくいいなって思っているけど、今の不安な気持ちを伝えたい?それとも隠していきたい?
チャンベイビー あんまり隠してるつもりはなくて。メンバーといる時も遊び人(ファンの総称)といる時も、その瞬間が楽しいから不安定な気持ちが出ていないだけで、一人になったりふとした瞬間に「やっぱり寂しいかも」という気持ちが出てくるから、無意識にその気持ちに触れないようにしてるのかもしれない。話し始めたら、本当に気持ちが壊れちゃうかもしれないし、寂しさが大爆発するかもしれないから、自分でも知らんぷりしてる部分もあるのかもしれない。
キャ・ノン 私も家に帰るとすごく寂しい気持ちになって、解散したらこの寂しい日々が毎日続くんじゃないかみたいな気持ちになるよ。
チャンベイビー SNSの話題やしょうもない時事ネタを見て、「明日メンバーに言おう」みたいな毎日がなくなったら、私は誰と会話をしたらいいんだろうっていうぼんやりとした恐怖がある。
キャ・ノン ギャンパレのこれまでの活動を振り返って、一番大切にしてきたことは?
チャンベイビー めちゃくちゃシンプルなんだけど、ギャンパレが本当に好きっていう気持ちを一番大切にしてきました。自分がギャンパレでやりたい・できることでいうと、名前の通りに成長していくことかなって思うから、立ち止まらず、ずっと成長できたらいいなという気持ちは大切にしてきたかな。
キャ・ノン メイ、ベビ、ノン(キラ・メイ、チャンベイビー、キャ・ノン)が新規加入して、3箇所回ったツアーがあったじゃん。そのツアーで一人ずつMCをさせてもらった時に、自分が言ったことって覚えてる?
チャンベイビー 喋れなかったんだよね、私は。だからその内容は覚えてないけど、喋れなかったことは覚えてる。
キャ・ノン アフタームービーで「キングベイビーになります」って言ってたけど、本当はあの時、何を話したかった?
チャンベイビー その時のことはもう忘れちゃったけど、私が言いたいことがうまく伝えられなくて、ココ(ココ・パーティン・ココ)さんが「本当に言いたいことを言いな」って耳打ちしてくれたことは覚えていて、遊び人に感謝していることを伝えたかったんだと思う。
キャ・ノン 受け入れてくれたっていうことへの「ありがとうございました」という気持ちだよね。ギャンパレが好きっていう気持ちは、初期から変わらない?それとも変化はあった?
チャンベイビー それこそうちらは最初、GO TO THE BEDSとPARADISESに分かれて加入したじゃん。だからその時は、まさかギャンパレになるなんて思っていなかったし、自分が加入したGO TO THE BEDSが一番好きだった。メンバーの入れ替えがあってPARADISESになった時は、PARADISESで頑張ろうって思ってた。私はノンみたいに、最初からギャンパレを知っていたわけでもないから、ギャンパレになった時もいいも悪いもなくて、ただ頑張るぞって。
メンバーの話やギャンパレの歴史を聞いて、素敵なグループなんだなって、どんどん好きっていう気持ちが大きくなって、大切になっていったという感覚かな。
キャ・ノン 自分でここが一番成長したぞって思うところは?
チャンベイビー 成長したところは、思ったことをきちんと言えるようになったところ。やっぱり自信もついたし、得意じゃないけど、自分の意見や思ったことは言おうって思えるようになったし、素直になった気がする。
キャ・ノン ベビと一緒にキャンペーンに行った時に、ベビが何もかも1人でできて、こんなにも頼りになる存在になったんだって思った。自然とそうなったのか、意識して努力したのかは気になる。
チャンベイビー 最初の頃はメンバーがたくさんいるから、ここは自分に求められていないかなとか、今は喋る役目じゃないなみたいに考えていて、やってこなかったこともあったかな。ギャンパレの中では新しいメンバーだけどもう6年目で、このままじゃダメだよなって思って。変わらないとダメだし、成長していたいって自分が思うから、頑張ったのかもしれない。
キャ・ノン 私もそうなんだけど、KiSS KiSSの経験も影響していると思う。ギャンパレよりも人数が少ないから、自分の役割が大きくなったよね。
チャンベイビー 絶対あると思うし、やらなきゃいけないことも大きくなったし、KiSS KiSSでの困難とかもあったじゃん。やっぱり自分がこうしなきゃいけないとか、与えられたものとか、必要とされているものだけをやっていてはダメだなみたいなのは、KiSS KiSSの経験があったからかも。
キャ・ノン ベビは直感や素直な気持ちも大切にしてきたと思うけど、具体的にはどういうこと?
チャンベイビー 私の人生は直感で動いてきたから、WACKのオーディションを受けたこともそうだし、自分がいいかもって思ったことはすぐにやりたいし、直感をすごく大事にしてきた。だからこそ、ギャンパレに入ってからも変わらずに直感を大事にして、やりたいって思ったことはやれるように頑張るみたいな感じかな。あとは素直であるに越したことはないなって思うから、素直にいたいなって心がけてる。
キャ・ノン これまでのギャンパレのライブで、これが一番良かったっていうライブは?特に思い出に残っているライブでも。
チャンベイビー なんだろう。選びきれないけど、頭の中で情景を検索したときに浮かんでくるのは、狂遊(2025年8月31日に横浜赤レンガ倉庫で開催した野外ワンマンライブ)かも。あとは野音(2024年1月28日に日比谷野外音楽堂で開催した天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音)の景色も浮かぶ。でも、今のツアーも本当にめっちゃ楽しいし、この間の歌舞伎町のライブ(2026年6月20日にKABUKICHO TOWER STAGEで開催したGANG PARADE LAST & BEST ALBUM FREE LIVE “GANGFUL PARADE”)も楽しかったし。一番は決められない。ノンのは?
キャ・ノン 私はね、野音なんだよね。やっぱり。「ROCKを止めるな!!」を初めて披露したときかな。少し話が変わるけど、同期として私のことはどう見えていた?似ているところや違うところとか。
チャンベイビー 誰が見てもわかるけど、顔面のパーツの整い方はすごいなって思いますね。自分の真逆みたいな顔で、可愛くて綺麗で芸術的な外見。あとはやっぱり、コラムやラジオで私にはない語彙力や文章を書く力みたいなのがすごいなって思ってて、尊敬してる。私は感受性が豊かな方だと思うけど、思ったこととか感じた気持ちとかを言葉にすることが得意じゃないから、その力があったら良かったなって思う。あと、同期として比べられやすい対象だけど、いい意味で悔しくない。
キャ・ノン わかる。悔しくないっていう気持ちが私にもあって、対極ではないけど、私とベビは求められているものが違うし、自分たちが目指したいところも違うし。お互い負けず嫌いだけど、自分に負けたくないみたいなところが強いなって思うから、悔しいっていう気持ちが出てこない。ベビがこの道で行くなら、自分はこの道で頑張ろうみたいな気持ちになれるから、すごくいい同期だなって思う。
チャンベイビー 同じ。私たち正反対じゃん。負けず嫌いだったり、似てる部分もあるけど、顔も全然違うし、好きなものも離れてたりしてて。そんなノンが同期であることが奇跡。
キャ・ノン 奇跡かもしれない。ベビが同期でよかったなっていうのは、長く活動してきたからこそ思うことで、他のメンバーだったらすごく悔しく思ってただろうなっていう部分が、ベビに対しては無いなっていうのがあって、良かったなって思いました。
担当編集 KiSS KiSSでも一緒だったと思いますが、ギャンパレとKiSS KiSSで違いはありました?
チャンベイビー KiSS KiSSでは最初からありのままの自分でいられました。人数が多いと全員と話すことって意外と少ないですが、KiSS KiSSは全員でご飯に行ったり、今まで聞いたことがなかった話とかもできたりしました。
担当編集 KiSS KiSSのメンバーって最初から仲が良さそうに感じましたね。
チャンベイビー 仲良くなさそうだったんですよ、最初は。
キャ・ノン 仲いいんだけど、あんまり仲良くなさそうだよねってよく言われてました(笑)。ただ、ずっと一緒にいることが当たり前になって、KiSS KiSSとして活動を重ねていくことで、どんどん一緒にいることが楽しいなっていう気持ちになっていきました。
担当編集 そんな二人の思い出と言えば?
チャンベイビー オーディションの合宿帰りにそのまま一緒にご飯を食べに行って、渋谷で桜を見たことが、うちらの始まりだよね。あの日から世界が変わって。桜が咲いていたあの景色は思い出に残ってる。ノンには前世があって、話題の候補生の1人で画像では見てたけど、実際に会った時に思っていた感じと違って、優しそうだなって安心した。合宿では意外と同じグループにならなかったから、最後の方まであまり話さなかったよね。
キャ・ノン もしもしチャン(チャンベイビーのオーディション時の名称)も、前髪に金髪が入っててピアスがめっちゃ開いてて怖かった。合宿でPPG(pretty pretty good)をやった時もずっと泣いてて喋ってくれなくて、この子は何なんだろうって思ってた。その後、ベビがココと一緒にドンゴベ(Don’t go to the bed)と現状(現状間違いなくGO TO THE BEDS)をやってるのを見て、一番踊れててすごいって思って、焦らされる存在になったんだよね。
キャ・ノン ここだけの話みたいな、言いたかったけど言えなかった話ってある?
チャンベイビー あんまないかも。真面目な話をする時もあったし、ちゃんとコミュニケーションを取れてると思っていたから正直、無い。同期は大切な存在だなっていうのは思ってて、それがノンで良かったし、ありがとうっていうのは思っているよ。
キャ・ノン 私もお互いに最後まで辞めずに同期でいられてよかったなって思う。解散までにどう過ごしていきたい?
チャンベイビー こんなことあったなとか、些細なことで盛り上がれることが大事だなって思っていて。花火をしたいとか、ささやかなやりたいことはあるけど、一番は変わらない日常を最後の最後まで過ごせたらいいなって思っています。解散して一人になった時に、思い出せることを一つでも多く作りたいな。
キャ・ノン 遊び人に伝えたいことは?
チャンベイビー 自分の気持ち次第で遊び人に言いたいことが変わるっていうか、普段の人間関係と一緒だなと思っています。普段の人間関係と同じようなコミュニケーションを遊び人ともしている感覚があるから、その時に言いたいことも違うし、うまく言えなかったりもするし。
あとは、私は本当に寂しいけど、私がそれを言ったらどうなるんだろうみたいな気持ちがあって。遊び人を寂しい気持ちにしたくないし、今の感情がうまく表現できなくて悩んでるかな。
担当編集 最後に、あえて今振り返ってみていただきたいのですが、チャンベイビーさんがWACKを選んだ理由や、実際にここまで活動されて想定通りだったことや予想以上だったことはなんでしょうか?
チャンベイビー 当時の感情とは少し変わっているかもしれないんですけど、元々は韓国のアイドルをやりたかったです。でも、WACKのアイドルが自由にがむしゃらに、髪の毛をぐちゃぐちゃにしながらライブをしていて、めっちゃかっこいいなと思って。アイドルがむしゃらにやってることが衝撃的で、WACKに入りたいと思ったきっかけでした。
担当編集 実際にがむしゃらにやってみてどうでしたか?
チャンベイビー 事務所に入れたからって自分の理想になれるわけじゃないし、がむしゃらにやろうとしてやれるわけでもなかったです。自分に自信が無いこともあって、全力でやりきれないことに悩んだりもしましたが、ギャンパレが再始動したときに、自分の中で吹っ切れました。ギャンパレになってから自分がなりたかったものみたいなものを、メンバーや遊び人に教えてもらった感じです。
担当編集 キャ・ノンさんから見ていかがでした?
キャ・ノン GO TO THE BEDSやPARADISESの時は、別々のグループで活動していたし、全然喋らない子だったので、ベビのことはあまり知らなくて。ギャンパレになってからは、とんちきなMCをしたり、自己紹介でキャラを出すようになったり。がむしゃらさってライブで一生懸命歌って踊って出すことはできるけど、それ以外のものって自分で頑張って出していく必要があるから、ギャンパレになってその頑張りを見て、自分も頑張ろうって思いました。
チャンベイビー 今だから言えることですが、WACKに入った頃は、自分の弱みをメンバーにも見せないようにしてました。自分1人で頑張らないといけないって思っていて。今だったら「この振りがわからないです」とか「教えて」って言えるけど、当時はわかってないのに、わかってますみたいな感じで強がっていました。普段の私を知ってる親や友達からは「良さが全然出てないよ」と言われたりもしました(笑)。
担当編集 がむしゃらなWACKのアイドルになってどうでしたか? 世界観は変わりましたか?
チャンベイビー 今となっては分からないですが、がむしゃらにやろうとしてやってるわけじゃなくて、ライブ楽しくて、ライブをするのが好きで、ただ全力でやっていただけだったんだって理解した感じです。「一生懸命やるぞ」というのとは、また少し違って、楽しくて好きだからこそがむしゃらに見えるんだって思いました。

ベビとは同期として同じスタートラインからここまで走ってきて、同じグループのメンバーとして活動してきて、最後一緒にゴールテープを切れることが本当にうれしいです。ベイビーだけどずっと大きな存在。今回はベビのいつもと違う部分を見れた感じがしてたのしかったです。次回以降、他のメンバーも登場しますのでお楽しみに。
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