一つの目標に向かって頑張って出来た1stワンマンライブ | ネムリオルカ 「この夏を通してたくさんの人に私たちを知ってもらいたい」 INTERVIEW

一つの目標に向かって頑張って出来た1stワンマンライブ

――1stワンマンライブはいかがでしたか。

ミツキ　ファンの方に「ソールドアウトを目指してます！」と公言して、毎日レッスンをしながらリレー配信をやっていたので大変ではあったんですか、結果的にソールドアウトできて。一つの目標に向かって頑張って出来たライブだったからこそ、すごく充実した内容になりましたし、一気にグループがまとまりました。

シキ　まだ加入して半年で、今の自分の実力と、用意してもらった会場には全然差があると感じたので、もっと頑張らないといけないなと思いました。

ヒタギ　まだ私たちのファンじゃない人も来てくれたと思うので、盛り上がるかなと不安もあったんですが、すごく一体感のある空間で幸せでした。もっともっと好きになってもらえる人を増やすためにも頑張ろうって前向きになれるワンマンライブでした。

ヤヨイ　歌唱力やパフォーマンスのレベル、お客さんの盛り上げ方など、たくさんの課題も見つかって。私たち主導ではなくて、お客さん主導の時間もあったので、私たちのファン以外の方がたくさんいても、自分たちの空気に持っていけるようなライブにしなきゃいけないなと。そうじゃないと、この先の展望も見えないなと。毎日ファンを増やす為に頑張って、沢山の方がネムリオルカのワンマンライブに行きたいなと思ってもらえるようなグループにならないといけないなと感じました。

タムラ　ワンマンライブの1週間前に5人体制になるのが確定して、そこから立ち位置や歌割りも大きく変わりました。ワンマンライブというと、それまで対バンライブなどで積み重ねてきたものの集大成をお見せするというイメージがあったので不安も大きかったです。正直、デビューライブみたいな感覚で緊張もしたんですが、ファンの方々が盛り上がってくれてうれしかったです。私は加入して半年間と短い期間だけど、頑張ってきた成果が目に見えてうれしかったです。

――5月14日にリリースした1st EP『ゆめぎわ』の聴きどころを１曲ずつお聞かせください。

ヒタギ　「僕らのMake my day」は、これまでのネムリオルカにはないお淑やかな楽曲ですが、ライブではファンの方々がメンバーの名前を呼んでくれたり、手拍子をしてくれたりして。それによって最後のピースがハマったという感覚があったので、普通に聴いても素敵な曲ですが、ライブで完成する曲なので、ぜひ観に来てほしいです。

シキ　「ヒューマニティーガール」も、これまでにない楽曲で、新しいネムリオルカが始まると感じられる歌詞と曲調なので、さらにグループが強くなるために重要な曲になるんじゃないかなと思います。

タムラ　「ギミックMagic」はかわいらしい曲で、振り付けもキュート。意外とネムリの曲にはめちゃめちゃかわいい路線の曲がないので、新しいネムリをお届けできる曲なのかなと思います。私自身、かわいい寄りの正統派アイドルが好きなので、ノリノリで歌って踊っています。

ヤヨイ　「ピコピコネムリ音頭」はプレデビューのために書いていただいた曲で、『ゆめぎわ』の収録曲では一番古いです。私はNEMURIORCA時代の曲を聴いて、このグループに入ろうと決めたから、初めてデモを聴いたときに「おや？」と思ったんです。実際、ライブでもファンの方々が戸惑っているのも伝わってきたんですが、それだけ新しいネムリオルカが試される曲だなと思っていて。そういう意識でパフォーマンスを重ねていくうちに、ネムリオルカの代名詞と言える曲に成長しました。

ミツキ　アルバムの表題曲にもなっている「夢際ノウタ」は、世界観がしっかりした壮大な曲です。孤独や苦しみの中で上を目指すことを歌った歌詞で、私たち自身もパフォーマンスをしながら曲の世界観にのめり込んでいますし、お客さんも引き込まれる曲なんじゃないかなと思っています。振り付けも同じフリをするのではなく、各々が違うことをやっていて、全体を見たときに完成する構成なので、深い楽しみ方ができる曲です。

――最後に夏に向けての意気込みをお聞かせください。

ミツキ　1st ワンマンライブを終えたばかりですが、9月9日にWWW Xで2nd ワンマンが決まっていて、キャパが一気に大きくなって、私たちにとって大きな挑戦になります。夏を通してイベントも盛んになると思うので、次回もソールドアウトさせるためにも、ネムリオルカをたくさんの人に知ってもらうためにも頑張っていきたいです。

ヒタギ　ネムリオルカが好きな人でWWW Xを埋めたいです！

PHOTOGRAPHER：TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI