今の世代のAKB48の代表曲を作りたい | AKB48 「今の勢いと思いが詰まったAKB48シングル史上もっとも短い2分半の新曲。一体感のあるダンスにも注目を」INTERVIEW

今の世代のAKB48の代表曲を作りたい

――新曲リリース後に、楽しみにしていることは何でしょうか？

八木　この曲はとてもコールしやすい曲だと思っているので、早くファンの皆さんの前で披露して一体感を味わいたいです。

徳永　熱い気持ちになれる曲だと思うので、フェスの1曲目とかで披露して、ファンの皆さんと一緒に盛り上がりたいですね。あとは、私にとって初めてのファンミーティングもあるので、全国を回れることがすごく楽しみですし、その地域地域で色々な思い出を作れたらいいなと思っています。

正鋳　私は音楽番組が楽しみです。選抜メンバーとして音楽番組に出ることはもちろん初めてなので、今後に繋げられるようにがんばりたいなと思っています。

――17期生の昇格記念ライブもありますよね。

正鋳　そうなんです。ツアーもやるので、ファンの皆さんとの思い出をたくさん作って、一生忘れられない夏にしたいなと思っています。

――初センターとして、佐藤さんが楽しみにしていることは何でしょう？

佐藤　選抜メンバーとして、最初は3列目の真ん中でセンターのメンバーの背中を見てきて、2作目からはフロントメンバーとして横で見てきて…、今作で初めて目の前に誰もいない一番前のポジションに立つので、先輩方や同期・後輩の存在の大切さをしっかり噛み締めながら、パフォーマンスしていきたいです。今のAKB48の勢いをたくさんの方に知ってもらいたいので、やっぱり音楽番組がとても楽しみです。あとは、早くコンサートや劇場でも披露して、たくさんの方に愛していただけるような楽曲にしたいですし、特大の「あいちゃんコール」も浴びたいなと思っています（笑）。

――では、総監督として、倉野尾さんが楽しみにしていること、気になることは何でしょうか？

倉野尾　とにかく反響ですね。この曲が自分達のがんばりどころだなとみんなが思っているので、良い反響をたくさんもらえるよう、とにかくがんばるということが一番大事かなと思っています。

――みなさんのこの曲にかける熱い思いがたくさん聞けました。最後に全員共通の質問です。今のAKB48としての目標とその中での個人の目標を教えてください。

八木　新曲は本当に難しい曲ですが、この曲と一緒に、研究生全員が成長できたらいいなと思っています。個人の目標としては、前作では先輩方の背中を見てパフォーマンスしていましたが、今作ではフロントメンバーになったので、しっかりと私がAKB48を引っ張るぞという気持ちでがんばりたいです。

徳永　先輩方が作ってくださった歴史や伝統を大切にしつつ、今のAKB48というものも残せるようにしていきたいです。今のAKB48を知らない方や若い同世代の子達にも刺さるようなAKB48でありたいなと思いますし、それを発信できる自分でありたいなと思います。個人としては、選抜として初めて音楽番組にも出るので、たくさんの方に見つけてもらえるようにがんばりたいです。こうしてチャンスをいただいたからには、ここで終わるのではなくて、連続で選抜に入れるメンバーになれるよう日々がんばっていきたいです。

正鋳　AKB48の目標としては、やっぱり、もっともっと大きい会場でたくさんコンサートがしたいです。個人としては、ずっと写真集を出すことが目標なので、その明確な目標に向かって、グラビアなどひとつひとつの活動を大切にしていきたいと思います。

佐藤　今、「新生AKB48」と言っていただくことが多いんですけど、どうしたら今のAKB48をもっと好きになってもらえるんだろう？聴いてもらえるんだろう？と日々考えています。私自身もまだ分かっていない状態なので、センターで活動させていく期間の中で追求していって、見つけられたらいいなと思っていますし、追求することで、また新しいAKB48にも繋がるんじゃないかなと思っています。自分で言ったことは実行するというのがモットーなので、無理だと言われるかもしれないですけど、私は今のAKB48で東京ドームに立ちたいと思っています。個人としては、センターになりたいという目標を叶えることができて、すごく自信がついたんですけど、その分もちろんプレッシャーもあります。まずは、このシングル期間を最後までやりきってから、本当の意味で夢が叶うと思うので、自分自身の新しい目標は、その後にまた決めていきたいなと思います。

――皆さん、本当に力強いメッセージですね。それでは、最後に、倉野尾さんに締めていただきましょう。

倉野尾　AKB48は歴史のあるグループですし、AKB48と言えば…という楽曲をたくさん持っていますけど、私的には、今のこのAKB48での代表作を作ることが目標です。今のAKB48もいいよねと言ってもらえるような、カラオケでもたくさん歌ってもらえるような、そういう楽曲を今の世代のメンバーで持てたら、さらに自信がついてくると思うし、みんなが語ってくれた目標にもどんどん近付けるんじゃないかなと思っています。個人的には、やっぱり総監督というポジションに就いたからには、こうなったらいいのになとか、こうしたらもっと良くなるんじゃないかなとか、思ったことをどんどん言える立場になったと思っているので、その都度、後悔をしないような選択と発言をして、グループ全体を引っ張っていきたいです。新生AKB48と新曲「恋　詰んじゃった」に是非期待していてください！

PHOTOGRAPHER：TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA