ライブで育ってきた曲を収録したニューシングル

――ここからはカップリングの3曲について、1人1曲ずつ語っていただきたいと思います。まずは、「ナツソラ」について。

神楽 初めて聴いた時は、AメロがきてBメロがきて…、え、こういうサビが来るんだ!?とびっくりした記憶があります。いい意味で予想を裏切る展開が魅力的な部分だなと思いますし、ライブでも人気が高い曲ですね。

――MUSIC VIDEOも印象的ですよね?

神楽 今回は、制服衣装とリゾートっぽいワンピースを着て、海で撮影しました。ライブで盛り上がってほしい曲ですけど、MVにも是非注目してほしいです。

――続いて、「LOVEです。」については、大場さん、いかがでしょうか?

大場 シンプルな歌詞と分かりやすいメロディラインで、アイドル好きのファンの方から、好きだと言っていただくことが多い1曲です。最初、ライブではどういう感じになるのかな?と思っていたんですけど、ファンの方がめちゃめちゃ盛り上がってくれる曲に育って、私達が想像していなかったようなコールをたくさん入れてくれたり、曲紹介すると「来たー!」といった反応があったりもする曲なので、さらにファンの方と一緒に育てていきたい曲になっています。

――では、最後「ドキドキシャッターチャンス」については、保科さん、お願いします。

保科 ジャムズは、毎年夏にポップでキャッチーな一風変わった曲を出すというのが恒例になっていて、その流れの中でできた今年の楽曲です。みんなで踊れるような、分かりやすくてとても楽しい曲なので、まだライブで披露して間もないんですけど、これからファンの皆さんと一緒に育てていきたい曲です。

――ジャムズがライブアイドルであることを感じさせてくれるようなお話が続きましたが、そんなライブで育った4曲がCDとしてリリースされることについては、どんな思いがありますか?

大場 やっぱり、CDショップにジャムズのCDが並んでいることをファンの方が喜んでくれたり、写真を撮ってSNSに上げてくれたりもするので、CDリリースは毎回とても楽しみです。もっとたくさんの方に届いてほしいですし、リリースイベントもがんばろうという気持ちが強くなります。

神楽 カップリングが異なる3種類のCDをリリースしたので、ファンの方がどのCDを手に取ってくれるのか?とても楽しみです。あぁ、この人はしっとり系の曲が好きなんだなとか、この人はライブで盛り上がる系の曲が好きなんだなとか…、ファンの方が色々と報告してくれたりするのもとても嬉しいですし、ファンの皆さんの感想はとても大切にしています。

――リリースイベントというのは、少し特別なものですよね?

保科 リリイベは、ファンの皆さんにとっては、最も気軽に行きやすいライブだと思っています。普段は対バンイベントなどが多いんですけど、リリイベはCDショップなど比較的気軽に行きやすいと思いますし、圧倒的な距離の近さも感じてもらえると思っています。あとは、私達しか出演しないので、全員がジャムズ目当てで来てくださっていると思うと、対バンとは違った空気感が感じられて、とても嬉しいです。毎回、ジャムズの曲を広めるために、レコード会社の皆さんがたくさん動いてくださっているので、私達もこの機会にさらにジャムズのことを広められたらと思って臨んでいます。

――それでは、8人体制の現在のジャムズの強みはどんなところにあるか、それぞれ、教えてもらえますでしょうか?

保科 まず、全員がかわいいというのは、写真を見ていただければ一目瞭然だと思うんですけど(笑)、8人の個性がバラバラで、顔の系統もバラバラなので、絶対に1人は好きになってもらえるようなグループだと思っていますし、そんな8人の個性がまとまった時には、さらに新たな魅力を感じてもらえるような大きな可能性を秘めたグループだと思っています。

神楽 私はSNSまわりがあまり得意じゃないので、その分ステージでの歌やダンスのパフォーマンスを意識してがんばっているんですけど、メンバー同士で、得意なことと苦手なことを補い合えているのも強みだと思っています。目標があるからこそ、強くなれる部分もあると思っているので、今のジャムズは武道館に向けて、さらに強くなれているんじゃないかなと思います。

大場 実は、ジャムズは全員20歳を超えた大人なメンバーなので、すでに完成したグループだと見られがちなんですけど、正直、個人としてもグループとしてもまだまだ未熟な部分もたくさんあって、もっともっと成長していけるグループなのかなと思っています。これから、まだまだ成長していく姿を見せられると思うので、そこも魅力のひとつなのかなと思っています。