入場曲っぽい曲ではなく、HUSKING BEEらしい曲が欲しい

――ビートルズ以降、洋楽はどのあたりを聴いていましたか。

YOH メロコアの流れで、グリーン・デイ、オフスプリング、イエローカード、ウィーザー、フォール・アウト・ボーイ。あとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとか、いろいろ聴いています。

――2016年から2017年にかけて、メキシコ、アメリカと海外遠征しますが、現地でどんな音楽を聴いていましたか。

YOH メキシコの街中は、ずっと流行の音楽が流れているので、特に何かを意識して聴くということはなかったですね。ライブにも行かなかったんですが、アメリカに拠点を移したときに、ニューヨークにワンオク(ONE OK ROCK)が来るということで、電車で1時間半くらいかけて移動して観に行きました。

――レコードはどのくらい所有しているんですか。

YOH 千枚以上はあると思います。知らないアーティストでも店頭で気になったら買います。最近だとオアシスやブラーのデーモン・アルバーンなどが参加した、戦争反対のチャリティ・アルバム『HELP(2)』を海外版のアナログで買いました。

――レコードはどこで買うことが多いですか。

YOH 渋谷が多いですね。HMV、タワレコ、パルコの地下にあるユニオンレコード渋谷、ディスクユニオン、MIYASHITA PARKの3階にあるFace Recordsなどを一通り巡ります。最近は忙しくて頻度は減っているんですが、定期的にレコード屋に行くようにしています。

――ライブにも行くほうですか?

YOH 土日は試合がありますし、なかなか行けないですね。特に学生時代は埼玉の朝霞に住んでいて、門限もあったので、行く時間もなかったです。ただ、東洋大学の朝霞キャンパスで開催される文化祭には毎年、必ず行ってました。10-FEET、LOW IQ 01、the telephones、ユアソン(YOUR SONG IS GOOD)など、僕好みのラインナップだったんです。東洋大学OBのサンボマスターが来たこともありましたね。

――2020年6月23日より使用していた入場曲「Going Down Fighting」は、HUSKING BEEの磯部正文さんが書いた曲です。どういう経緯があったのでしょうか。

YOH まだ海外遠征に行くはるか前の若手時代なんですが、共通の知り合いがいて、HUSKING BEEが再結成したときに、ライブに誘ってもらったんです。終演後に控え室でご挨拶させてもらえることになって、本当に緊張しました。それで海外から帰ってきたタイミングで、磯部さんから、「良かったら入場曲用に曲を作りますよ」と声をかけてくださったんです。

――どんなオーダーをしたんですか。

YOH 自分は曲を作れるわけじゃないし、そこまで口を出せることでもないので、「お好きなようにお願いします」と言いました。ただ一つだけ、「入場曲っぽい曲ではなく、HUSKING BEEらしい曲が欲しいです」と伝えたんですが、まさにイメージ通りの曲を作ってくださってうれしかったです。

――今回の「BEST OF THE SUPER Jr.33」で新しい入場曲「The New Progress Wind」がお披露目になりました。

YOH 今回も磯部さんに作っていただいたんですが、もちろんお任せで書いていただきました。ぜひ注目してほしいですね。

――練習中や試合前に音楽は聴きますか。

YOH 試合前は音楽があるとノイズになるというか、会場の雰囲気を耳で感じていたいんですよね。練習中もあんまり聴かないですね。聴くのは家か、移動中です。