『ぽかぽか』は成長させてもらえるありがたい環境だった
――2024年から今年3月まで、MATSURIは『ぽかぽか』にレギュラー出演しましたが、どんな学びになりましたか。
小野寺 生放送という特殊な環境で約2年間、修業させてもらったので、こんな言い方をするとかわいくないかもしれないですけど(笑)、ちょっとやそっとのことでは緊張しなくなりました。僕はグループの中で、MCだったり、大事な文言を任されることが多かったんです。カンペを見ながらちゃんと言えるようになる、次はカンペを見ずにカメラだけ見て記憶して言う、さらに自分なりに調べてきたことを補足で言う、というふうにフェーズごとに自分に課題を出していたんですが、成長させてもらえる環境だったので、ありがたい経験でした。

――そのために日頃から準備していたことはありますか。
小野寺 僕にはテレビで活躍したいという目標が明確にあるのですが、そこで生き残っていくために人一倍、準備をしていたと思います。『ぽかぽか』にレギュラー出演していた頃は、今後も外で戦っていくために、ここで何を得られるだろうかと考えた時に、ベッキーさんからいただいた「バラエティに手ぶらで行くな」という言葉を大切にしているんです。得意分野である世界遺産もそうですが、事前に『ぽかぽか』に出演するゲストさんを調べて、何が好きかを頭に入れておくんです。たとえばAぇ! Groupの末澤誠也くんが翌日のゲストだったら、デニムが好きなので、イタリアにあるデニムが有名な世界遺産をお勧めしようと決めて、自分から次の日の担当ディレクターさんに連絡して、「こんなことを言ってみたいんですけど、どうですか」と提案するんです。番組の進行もあるので、却下されることもあるんですが、それをきっかけに一言トークを任せてもらえることもありましたし、それが世界遺産検定という印象につながっていきました。結果的に「世界遺産の勉強を頑張っているから1級を取得するまで番組で追ってみるか」となったので、『ぽかぽか』のための準備や努力は、めちゃくちゃしたという自負があります。
――司会のハライチさん、神田愛花さんから学ぶことも多かったのではないでしょうか。
小野寺 ハライチさん、神田さんがやられていることを間近で見て「すごいな」と思うんですが、簡単に真似できることではありません。ただ、自分が上のステージに上がった時に、「あの時のハライチさんはこうやっていたな」と覚えていられるようにしようという感覚は常に持つようにしていました。

――『ぽかぽか』はゲストの方の振れ幅も広いですが、どんな意識で共演していましたか。
小野寺 これほど多彩な芸能人の方々と共演させていただく機会はなかったので、すごく勉強になりました。もちろん緊張はしますし、相手に合わせに行くことも大事ですが、その中には必ず自分という芯があるということを大切にしようという意識があります。
