演出の尾上松也さんと密にコミュニケーションを取らせていただいている

――9月9日〜9月18日には舞台『デカ×ホシ』にSHOW-WA / MATSURIとしてグループで出演します。どんな舞台になりそうですか。

小野寺 SHOW-WAチームが演じる刑事サイドのストーリー「デカ編」と、MATSURIチームが演じる犯人サイドのストーリー「ホシ編」の二つの視点から、同時刻の異なる場所を舞台に描き出す「シンクロ・デュアル・ステージ」と銘打たれた舞台になります。自分はMATSURIの中でバラエティ班なので、あまり演技経験はないのですが、お芝居に挑戦するなら、グループで舞台をやってみたいという気持ちがあったんです。一人で舞台に挑むのは抵抗感もあるのですが、グループでお芝居できることの喜びを日々感じています。

――なぜ一人での舞台に抵抗感があるのですか。

小野寺 バラエティやクイズ番組、情報番組などに出させていただく時は、ある程度は自分に自信を持って出られるんですけど、演技は自信がないんです。過去にも何度か舞台に出演させてもらっていますが、自信の有無が大きいですね。今回の舞台で、少しでも自信をつけられたらいいのですが……。

――小野寺さんの役どころは何でしょうか。

小野寺 6人で演じるのは、宝石商を狙った窃盗を繰り返す「偽星」という窃盗団なのですが、僕の演じるロビンは主犯格として作戦を考えて全員に伝える役どころで、一番セリフ量も多いので苦労しています(笑)。演出は尾上松也さんで、密にコミュニケーションを取らせていただいて、いろいろ質問させてもらっているんですが、「ホシ編の出来はロビンにかかっているよ」という言葉をいただいていて、それくらいカリスマ性がある役なので、一生懸命演じられたらいいなと思っています。

――セリフを覚えるために自分なりに工夫していることはありますか。

小野寺 世界遺産検定に通じるものがあるんですけど、記憶することに関しては得意なので、セリフを覚えることにストレスはないんです。映像記憶というか、台本を見ているだけで覚えられるタイプなので、「この辺に自分のセリフがあったな」というのを追っていくような感覚です。

――文字としてではなく、台本全体で記憶するんですね。

小野寺 何回も同じところを読むというよりは、ちゃんと台本全体を見て、流れを覚えるんです。セリフ単体で覚えてしまうと、「〇〇のセリフの後に何を言うんだっけ?」と迷いが生じるんですよね。そうならないようにストーリー自体を覚えて、「この言葉の次はどう考えてもこれしかない」という感覚を自分の中に溜めていきます。

――『デカ×ホシ』を機に、もっとお芝居に力を入れようという気持ちはないでしょうか。

小野寺 やっぱり一番は情報番組やバラエティを頑張りたいので、生半可な気持ちで、あれもこれもと中途半端にやっていては、頂点は取れない世界だと思うんです。ただ、ありがたいことに今回の『デカ×ホシ』もそうですが、お芝居のオファーがあるなら、全力で務めたいという気持ちはあります。

Information

舞台『デカ×ホシ』

公演日程:2026年9月9日(水)~9月18日(金)
※千穐楽特別公演(9月18日(金)18:00回)はライブ配信あり
劇場:I’M A SHOW(アイマショウ)

刑事たちが張り込む部屋と、窃盗団のアジト。隣り合う二つの部屋で、刑事たちは突入の機会をうかがっていた。しかし、窃盗団による刑事の監禁をきっかけに、両者の駆け引きが始まる。さらに、5年前に亡くなったひとりの刑事の存在が、両者の過去を結びつけ、真実を浮かび上がらせていく……。

公式サイト
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小野寺翼

1994年7月29日生まれ。三重県出身。秋元康プロデュース・昭和歌謡グループ「MATSURI」のメンバー。MATSURIはデビュー半年で全国ツアー(5都市10公演)を成功させ累計約9,000人を動員したほか、『第67回日本レコード大賞』新人賞を受賞。『MUSIC AWARD JAPAN 2026』でも【最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞】を受賞し、大きな注目を集めている。2026年8月からはグループ最大規模の全国ツアーを控えており、秋には3rdシングルの発売も決定している。個人としても『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』や『サンデー・ジャポン』をはじめとするバラエティ・情報番組に多数出演し、多方面で活動の幅を広げている。

PHOTOGRAPHER:HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI