濃密な2026年上半期、海外とラジオから受ける刺激
――halcaさんはSTREAM初登場ですね。よろしくお願いします。
halca よろしくお願いします。読者の皆さんには音楽だけでなく、普段の私の姿も知っていただけたら嬉しいです。
――8月ももう後半に入りましたが、今年の上半期を振り返ってみて、印象的だった出来事は何かありますか?
halca 今年の上半期は本当に濃かったですね。半年の間にタイとフィリピンに行かせていただき、ライブをやってきました。どちらも暖かく、食べ物もとても美味しかったです。最近はありがたいことに海外での活動が増えてきたので、いつ、どこに行ったのか記憶が混ざるくらいになっています(笑)。
――現地の方の反応はいかがでしたか?
halca とても温かかったです。言語が違っても音楽を通じて気持ちが伝わる瞬間があって、胸が熱くなりました。SNSで「また来てね」といったメッセージをいただくことも多く、海外での活動が自分の中でもどんどん大事なものになってきています。現地のスタッフさんもとても親切で文化の違いを教えてくれたり、オススメの料理を紹介してくれたり、そういう交流も含めて海外での仕事は本当に刺激的です。
――下半期に向けた楽しみな発表も多かったようですね?
halca そうですね。2月には今回のカップリング曲「あほっとぽていと」を配信リリースしたり、ワンマンイベントの発表があったり、リリースに向けた撮影があり、上半期はずっとニューシングル「NEW GAME」のことを考えていた気がします。ジャケット撮影やMV撮影では毎回新しい挑戦もあって、作品づくりの楽しさを改めて感じました。

――ニューシングルのお話は後ほどたっぷりお聞きしますね。7月にはトーク&ライブのワンマンイベントが開催されましたが、どのような内容だったのでしょうか?
halca 以前からラジオとライブを融合させたようなイベントをやりたいと思っていたのですが、ようやく実現することができました。ラジオで私を知ってくださった方と音楽やアニメで知ってくださった方は少し層が違うんです。生活スタイルも違うのかなと思っています。ラジオは家事や仕事の合間に聴いてくださる方が多い印象なので、ライブは休日の家族時間と重なるという方もいるかもしれませんが、今回は月曜日の祝日、しかも昼の部と夜の部を設けて、両方の魅力を一緒に楽しんでもらえるようなイベントにしたいと思って企画しました。
――ラジオパーソナリティとしての活動は、アーティスト活動にどのような影響を与えていますか?
halca 実は、デビュー当初はライブのMCの時にかしこまり過ぎていました。「皆様、本日はご来場いただき誠にありがとうございます」みたいな感じでしたね(笑)。失礼があってはならないという気持ちが強過ぎて、普段使わないような丁寧語を必死にかき集めて、ガチガチで話していました。そんな私にとっての最初の転機は、2018年の秋、FM FUJIさんで自分の番組を持たせてもらったことです。リスナーさんから「halcaちゃんの話し方は訳が分からないけど、なんか楽しい(笑)」といった声をいただいたり、スタッフさんからは「そのままでいいよ」と背中を押してもらったりして、肩の力が一気に抜けたんです。それからは、ライブのMCでも自然体で話せるようになって、今ではむしろ喋り過ぎてしまうくらいになりました。ラジオのおかげで、ステージ上での自分もとても楽になった気がしています。
――現在のレギュラーラジオFMヨコハマ『Tresen』では毎回ゲストアーティストの方をお迎えしていますね?そこで受ける刺激などもあるのではないでしょうか?
halca 本当に毎回刺激的です。レジェンド級の方から新人アーティストの方、バンド、アイドル、シンガーソングライターの方まで、毎週色々なジャンルの方とお話させていただいています。アーティストの方とはフェスでご一緒しても「よろしくお願いします」、「CD交換しましょう」といったご挨拶程度なので、なかなかパーソナルな話まではできないんですよね。でも、ラジオでは深い話もできるので、毎週モチベーションをもらえる大事な時間になっています。
――そんなラジオで得た刺激や気づきが楽曲制作に影響することもありますか?
halca それも大いにありますね。ゲストの方のお話を聞いていると、「この人はこういう視点で曲を作るんだな」、「こういう経験が作品に繋がっているんだな」といった発見が色々あります。自分の中に新しい引き出しが増えていく感覚ですね。曲作りの時にそうした経験がふと役立つことも多いです。言葉の選び方や感情の伝え方など、ラジオで鍛えられている部分はとても大きいと思います。
