直感で「かわいい」と思うものを大切にすること
――今回の写真集ではマリンスポーツの“SUP”にも挑戦していますね。
村川 私、サーフィンが好きでめっちゃ行くんですけど、サーフィンだと全身が濡れてボロボロになっちゃうので(笑)。今回は“SUP”に挑戦してみたかったんです。沖縄の自然をゆっくり見られるし「自然と一緒に撮ってもらっちゃおうかな」と思いました。大きい湖に人が誰ひとりいなくて、奥には湖につながる細い川があり、自然からのパワーをもらえました。
――マリンスポーツの挑戦もあり、撮影に向けたトレーニングにも取り組んだんですか?
村川 過去にボディビルダーの方から教わった「塩抜き」をやりました。撮影の2週間ほど前からたくさんお水を飲んで、直前には塩を控えめにした食事を心がけたら、むくみがガッと引いたんです。でも、撮影までの期間はむしろ、頑張ってご飯を食べました。普段もトレーニングはしているんですけど、実は一時期、やせすぎちゃったことがあったんです。だから今回は、健康的なカラダをめざしました。

――そうして臨んだ撮影では、衣装にもこだわったんでしょうか?
村川 あんまり見たことがないものを着たかったので、とにかく“ときめくお洋服”をスタイリングしてもらいました。
――自分にとっての「ときめく」とは、どのような感覚なんでしょう?
村川 直感で“いい”と思えるかどうかです。流行を追うこともあるんですけど、必ずしも流行にとらわれない、直感の「好き」ってあると思っているんです。例えば「こっちのほうが流行ってるけど、ドットにしてみよう」と思うときもあるし、ときには流行にとらわれすぎず、直感で選んだものを着る。周りと感覚が違くてもその子にとっての流行かもしれないし、お洋服屋さんで「これがかわいい!」って思ったら直感で着てみて「似合うんだ」と知るのも大事な気がします。


――ただ、意地悪な質問かもしれませんが、直感で選んで失敗してしまうことも…?
村川 あります(笑)。派手な色が好きなので周りからは「ちょっと派手すぎない?」って言われることもたくさんあったんです。でも、自分がかわいいと思っているならそれでいいし、チャレンジして「意外とめっちゃいいね」って言ってもらえたりもします。だから、自分の“かわいいの直感”を信じていますね。学生のときからずっとやってきたし、そういう経験ってあとからきっと活きてきます。
――今はCANDY TUNEの衣装やご自身のブランドも手掛け、ファッションにおける“kawaii”の発信源でもあります。読者の方にアドバイスするとしたら?
村川 私はいろんな色を着ることが多いので、とにかくいろんな色に挑戦してみてほしいです。今は白と黒とピンクが流行していて、もちろん白も黒もおしゃれだし、形によっては個性的なものもあるんですけど、他の色に挑戦するのってワンランクハードルが高いと感じますよね。例えば、初めてグリーンを着る日って、すごく緊張すると思うんです。でもチャレンジしてみたら出かけた先で「私って今一番個性的かも」って、得たことのない気持ちになれるときもある。そんな色の使い方にいっぱい挑戦してみてほしいなって思います。
