お互いに第一印象とはギャップがあって、自然と打ち解けられた

――お二人は今回が初共演ですが、第一印象はいかがでしたか。

佐々木 事前に超特急のライブを映像で観させていただいたのですが、ダンスが上手で大人っぽくてクール。自分の世界をまとっている人だなというイメージでした。

森次 確かにそのイメージは合っていると思うけど、一つ足りないよね?

佐々木 ……チャラそう(笑)。

森次 本読みのときに、そう言われたんですよ(笑)。自分ではそんなつもりはないんですけどね。もしかしたら、僕は私服がストリートだったり、アクセサリーをしっかりつけていたりするから、そう見えたのかもしれないですね(笑)。

――佐々木さんの第一印象はいかがでしたか。

森次 言い方が難しいですが、冷たそうだなという第一印象でした。というのも、この業界に入ってからは、メンバーといるのが9割で、他に関わるとしても男性アーティストがほとんど。スタッフさんを別にすると、女性と仕事することがなかったんです。だから、女性とご一緒すること自体が不思議な感覚で、どこまで踏み込んでいいかも分からないし、私生活を聞かれるのが嫌な方かもしれないし。今までにないくらい気を使ったからこそ、その第一印象が残っているのかもしれません。

――実際に共演してみて、印象の変化はありましたか。

佐々木 チャラいところなんて一切なくて、むしろ真面目で一生懸命。

森次 それはそれでどうなのかな(笑)。なんか恥ずかしいな……。

佐々木 ドラマの他にアーティストの活動もあって、お話を聞いていると忙しいさなかだったのに、疲れを一切見せず、みんなの前では笑顔でいるんですよ。ただメイクのときはスイッチが切れちゃったのか、首がガクッとなって、メイクしてもらっていました(笑)。いろんなギャップがある方だなと思いましたね。

――森次さんはドラマで初めての主演ということで、プレッシャーもあったかと思います。

森次 ないと言ったら嘘になりますが、そんな中でも弱音を吐いていられないという気持ちはありました。正直、超特急の活動で眠い日もあったんですけど、それはドラマの現場に関係ないし、超特急の活動は別だというのが自分の中にあったので、しっかり区切りをつけてやっていました。

――佐々木さんもグループ経験者ですから、森次さんの気持ちもより理解できたかと思います。

佐々木 分かります。だから、なおさらすごいなあと思いましたし、たくさん助けられました。自分のことで精一杯になってもおかしくないのに、疲れている中でも、ちゃんと周りを見て行動されていて。今回は二人で座長で、二人だからこそできた部分もあるのかなというのは感じました。

森次 そこは僕も同じ気持ちです。佐々木さんも第一印象とは真逆で、とても気さくな方で、想像以上に抜けているというか(笑)。もちろん、いい意味でなんですが、このキャラクターだからこそ周りに愛される感じが伝わってきました。今日も、僕についてくださっているスタッフさんたちが一瞬見ただけで、「絶対にいい方だね」と話していたんですが、そういうオーラが漂っているんですよね。ドラマの現場でもそれが出ていたし、お互いにない部分を、ちょうど持ち合っている気がしましたね。

佐々木 確かに、それは私もすごく感じました。