舞台『GARNET OPERA』が僕の演技の基礎になっている
――学生時代はどんなことに打ち込んでいましたか。
横原 小学生の頃はサッカーをやっていて、中学では野球をやっていました。高校生になるタイミングで上京して、歌とダンスを自主的に習い始めました。

――早い段階で芸能活動に興味はあったんですか。
横原 ちっちゃい頃から有名になりたいという気持ちが強くて、何の職業でもよかったんですが、サッカー選手、野球選手を諦めて。お笑い芸人になりたい時期もありましたが、結果的に上京して、このお仕事をしています。
――お芝居にも興味はあったんですか。
横原 それが全くなくて、自分から芝居をやりたいと言ったことがないんです。先ほどお話ししたように、自分じゃない人の人生を体験して、それを人に伝えるというのは芝居の醍醐味ですし、スタッフさんとキャスト全員で一つの作品を作り上げていく過程もやりがいを感じます。ただ、それに伴うしんどさもあるので、なかなか前のめりになれないんですよね。それでオファーをいただけるのはありがたいことです。
――これまでお芝居で特に印象に残っている作品は何でしょうか。
横原 2022年に出演した『GARNET OPERA』という舞台です。西田大輔さんの演出だったのですが、芝居に対する考え方、演じ方、セリフをどう言うかなどを一から教わりました。僕の演技の基礎になっていますね。
――お忙しい中、オフはどう過ごすことが多いですか。
横原 ポーカーをやったり、友達と飲みに行ったり、あとは一日中家でゲームしています。ポーカーは芸人さんのYouTubeをきっかけに興味を持って始めたのですが、大会にも出ています。
――ポーカーのどこに惹かれたのでしょうか。
横原 そもそもギャンブル自体は興味がないのですが、知り合いにプロの方がいて、教えてもらったことや自分で勉強したことが、ちゃんと実践できているかに重点を置いてやっています。ポーカーはマインドゲームなので、勉強していない人のプレイはすぐに分かるんです。そうした読み合いが醍醐味ですね。

――ゲームは何をやることが多いんですか。
横原 FPS(一人称視点のシューティングゲーム)が大好きなんですが、特に『Apex Legends』は何年もやり続けています。一回ハマったら、とことんやり続けるタイプなんです。
――最後に稽古・本番を通じて、『GINZA MIGHTY GUY』で楽しみにしていることは何でしょうか。
横原 年上の先輩方をはじめ、学ぶことが多い舞台になりそうなので、いろんなものを吸収できるのが楽しみですし、気さくな方ばかりなので、密にコミュニケーションを取ってやっていけたらなと思っています。
Information
CINEMATIC STAGE
『GINZA MIGHTY GUY』
公演日時:2026年7月6日(月)~7月12日(日)
会場:シアター1010(東京)
横原悠毅(IMP.)
朝木茉永 松村優 三上市朗 MIKU 石坂勇 川﨑麻世 ほか
原作:映画『二階堂卓也・銀座無頼帖 銀座旋風児』
©日活株式会社
原作・脚本:川内康範
監督:野口博志
総監督・総合プロデュース:黒谷通生
脚本・演出:宮城陽亮
音楽:Meteor Lab Produced by miyake(mihimaru GT)
アクション:渥美博
主催:舞台「GINZA MIGHTY GUY」製作委員会
ここは『第47アークGINZA』。かつて東洋の島国にあった最も眩い街、「銀座」を模した宇宙の不夜城。五百年前、地上での繁栄を捨てた人類は巨大な「箱舟(アーク)」を建造し、地球を脱出。まだ見ぬ「第二の地球」を求めて果てしない旅へ。だが数百年の探索は無駄に終わり、幾千光年先を見渡すレーダーは、千年費やそうとも約束の地とは出会えぬ、冷酷な結果を突きつけていた。人の一生では決して到達できない膨大な時間を前に、鋼鉄の宇宙船に閉じ込められた人々の心は、淀んだ泥のように停滞していた。希望を失い、未来への不安抱える住民にとって、――スペースデザイナーの『二階堂アキラ』の創り出す、夢見るような美しい空間は、心の支えになっていた。ある日、二階堂はデザインを手かげた、GINZAの新たなシンボル、『コアパレス』の起工セレモニーに出席していた。だがそこでGINZAの王、『堀田剛造』の陰謀を知り、命を狙われることに。かつての地上にあった「銀座」の英雄、「銀座旋風児(ギンザマイトガイ)」の名は、すでに忘却の彼方。ヒーロー不在のこの巷で、未知の鉱石『ダイナクォーツ』を巡る陰謀が、GINZAとそこで息づく人々の運命に、終焉を刻もうとしていた……。これは「銀座旋風児(ギンザマイトガイ)」のリメイクにしてリブート。――そして「GINZA MIGHTY GUY」の始まりの物語。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE:INOSHITA NARUMI,STYLIST:YAMAMOTO TAKASHI(style³)
