リンプラの新たな挑戦が詰まったニューシングル「未完成ZEAL」収録曲を深掘り

――ここからは収録曲を深掘りしていきます。まずは表題曲「未完成ZEAL」の推しポイントや聴きどころをそれぞれ教えてください。

天川 未完成というタイトルではありますけど、ネガティブな意味ではなく、完成するまでの過程すらも楽しんでいるというか、理想の自分を目指して、今のこの経験を糧に未来に進んでいくといった前向きな曲だなと思っています。曲調もアップテンポで、頑張っている人の勇気になるような曲でもあるので、何かに挑戦している人達にたくさん聴いてほしいです。振り付けも今までリンプラが挑戦してこなかったような角度からの振りもあるので、そういう意味でも、未完成な私達のダンスが完成していくところを私達自身も楽しみたいですし、皆さんにも見守っていってほしいなと思っています。

荒井 私は夏曲来たな!というイントロが大好きです。あとは、「ランナー」や「パーツ」、「キット」など今回もプラモ用語が歌詞に入っていて嬉しかったです。普通のアイドルは歌わないですよね、「フル塗装」とか(笑)。今回も歌詞が最高だなと思いました。みんなで歌っているサビにも注目してください。曲調も含めて、私はリンプラ第2章の幕開けを感じています。

――今、夏曲というキーワードが出ましたが、7月29日リリースですし、これから夏フェスやイベントで披露するのが楽しみな曲ですね。ライブではどんなパフォーマンスになりそうですか?

天川 本当に挑戦したことのないジャンルの曲で、メンバーからも「天川、苦手そうだよね」と指摘されているくらいなんですけど、そんな難しいダンスにチャレンジできることが楽しみでもあります。課題が多い分、クリアしていく楽しみもありますし、自分の表現の幅を広げるきっかけにできたらいいなと思っています。秋にはツアーもあるので、レベルアップしたパフォーマンスを楽しみにしていてください。

――ちなみに、メンバー8人の中で、ダンスが得意なメンバーや振り入れが早いメンバーを挙げるとしたら誰でしょうか?

荒井 覚えが早いのは、最年少の東恩納瑠花ですね。とにかく早くて正確なんです。鈴木華凜ちゃんも身長は低いんですけど、それを感じさせないくらいダイナミックで魅せ方が上手いなという印象です。

天川 メンバーそれぞれ得意なジャンルがあって、こういう曲調や振り付けだったらこのメンバー、こういう体の動きはこのメンバーが得意などあるので、新体制になってからはメンバー同士見せ合いっこをしたり、教え合いができたりもしているので、みんなで補い合えているなと思っています。

――貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございます。グループの絆や強みを感じさせてくれる素敵なエピソードでした。では、ここからはカップリング曲についても聞かせてください。まずは、2曲目の「Fairy Tale」について。タイトルから可愛らしい曲を想像したのですが、バキバキな曲でびっくりしました。ライブでももう披露されていると聞きましたので、是非聴きどころと見どころを教えてください。

天川 タイトルのイメージとはかけ離れた曲になっていて、効果音などバックの音にも注目して聴いてほしい曲になっています。今回の収録曲の中で一番のダンスナンバーなので、コレオの先生からは、この曲を極めればダンスの基礎が掴めて応用できるようになるよと言っていただきました。なので、この曲は今のリンプラにとっての課題曲になっていくのかなと思っています。おとぎ話というタイトルの通り、「毒リンゴ」や「馬車」といった言葉が歌詞に入っているところもポイントだなと思っています。不穏な曲調と言いますか、不思議な世界観がある曲なので、歌とダンスの両方に注目してほしい1曲です。

荒井 リンプラの楽曲でダンス最難関と言われていた「プラモデザイナー」(5th Single「ミルユメカサナレ」に収録)を超えるダンスなので、みんなで頑張ろうと話していたんですけど、実は振り入れから初披露までの時間が短かったので、結構焦りました。ガッツで仕上げていったんですけど、短い時間でもそこまでのレベルに持っていけるくらいにリンプラは成長しているなと感じることができました。自分的にもそう思いましたし、客観的に見てもグループとして成長しているなと感じましたね。イントロから世界観があって、自分を貫くという歌詞なので、カッコイイに振り切った聴きどころも見どころも満載な曲です。

天川 あと、リンプラ史上一番キーが低い楽曲かもしれません。メンバーによって歌い方の雰囲気もかなり違っていると思うので、新鮮で挑戦的な曲でもあると思います。