活動5周年、憧れのサカグチアミとのツーマンライブが実現
――改めて、こんなお話も聞いてみたいのですが、顔出しをしてからの心境の変化や曲作りへの影響が何かあれば是非教えてください。
『ユイカ』 もともとは顔出しをして活動する気はまったくありませんでした。でも、初めてワンマンライブをやった時に、ファンの方が本当に実在するんだと実感できたんですよね。それまでは、SNS上でのコメントや「いいね」数でしか分からなかったんですけど、人間同士であることをお互いに確認できたライブで、直接会えることは素敵だなと思いましたし、ライブをもっとやっていきたいと思えたんです。私も首から下を映した画面の中にいるのではなく、SNSを抜け出して顔を出してちゃんとアーティストとして生きていきたいと思うようになりました。あとは、当然ながらライブを意識して曲を書くようにもなりましたね。コール&レスポンスを入れたいとか、ライブのセットリストの中で引き締まるような曲を作りたいとか…。目の前に受け止めてくれる人の顔があるわけですから、曲作りへの意識も変わっていきました。

――そして、この新曲をリリースすると、サカグチアミさんとのツーマンライブも控えています。『ユイカ』さんにとって憧れの人だと思いますが、今の心境はいかがでしょうか?
『ユイカ』 中学生の頃に、将来の自分宛に手紙を書いたんですけど、そこに「夢はサカグチアミさんと対バンすること」と書いていたので、あの頃の自分に「本当に実現するぞ!」と言ってあげたいです。もちろん恐れ多いことですし、まだまだ辿り着けないですけど、色々な経験を積んで5周年を迎えるので、今なら同じステージに立てるかもしれないなと思えました。本当に特別な1日になると思います。
――最近では、フェスにもたくさん出演されていますが、フェスにはどのようなモチベーションで臨んでいますか?
『ユイカ』 やっぱりSNS発のアーティストだとか、TikTok出身みたいな感じで見られることが多いと思います。全然それはしょうがないというか、実際にそうだしな…と思うんですけど、そんな斜に構えた音楽ファンの方達が真っ直ぐに私を見てもらえるようなライブができたらいいなと思っていつも臨んでいます。ちゃんとアーティストとして場数を踏んで、今このステージに立っているんだぞといった姿を見せたいなと思っています。
――さらに、9月には、東京国際フォーラム ホールAという最大規模でのワンマンライブが決まっています。ワンマンへの意気込みもお願いします。
『ユイカ』 とてもありがたいことなんですけど、私はワンマンライブをZepp以外でやったことがないので、初めてZeppから飛び出すぞといった感覚です。国際フォーラムはお客さんとして観に行っていた会場で、いつかはここに立ちたいと思っていました。そのいつかがこんなにも早く来るとは思っていなかったので、何よりも立てることがとても嬉しいです。「『ユイカ』ちゃん頑張れ!」と見守られるようなライブではなく、プロのアーティストとしてかっこいい『ユイカ』をお見せしたいと思っていますので、全力で楽しみに来てほしいです。

――力強いメッセージをありがとうございます。まだ『ユイカ』さんのライブを観たことがない方には、どのようにライブを楽しんでほしいですか?
『ユイカ』 MCが一番面白いと思います(笑)。私がただひたすら喋り続けるんですけど、ファンの皆さん的にも私的にもMCパートで一息つくというか、ファンの皆さんも「始まった」みたいな顔をするんですよね(笑)。もちろん、ライブ毎にテーマやセットリスト、色々な構成や演出を考えているので、その思いがちゃんと伝えられるMCをしたいなと思っています。なので、MC「も」ライブの魅力のひとつだと思って楽しんでほしいです。
――MC「も」ですね(笑)。毎回お花のタイトルを付けていますが、東京国際フォーラム ホールAのタイトル「Sanvitalia」にはどのような思いが込められていますか?
『ユイカ』 去年のZeppツアーのタイトルが「Tsukimisou」だったので、月と太陽のような対比になっています。「Tsukimisou」では「私が選んだもの」という曲を初めて披露して、今まで隠してきてた自分の弱い部分も伝えるようなライブになったんですけど、「Sanvitalia」では、そういう殻はもう破ったので、プロのアーティストとして伝えられることをすべて伝えたいという気持ちで挑みます。ファンの皆さんへの恩返しもテーマになっているので、ハッピーな気持ちで帰ってもらえるようなライブにしたいと思っています。
――ありがとうございます。それでは、最後の質問です。5周年を迎える『ユイカ』さんが今、思い描いている夢や目標を聞かせてください。
『ユイカ』 ずっと言い続けてる目標は「ビッグになること」です。それは数字やここまで達成したからゴールということではなく、私の中でビッグになれたと思えた時がビッグなんですけど、今は今回の「青春は見えない」で売れたい、この曲でビッグになりたいという思いが本当に強いです。『ユイカ』と言えば…の新たな代表曲にしたいですし、それぐらいの勝負作であり自信作です。よろしくお願いします。
Information
<RELEASE>
「青春は見えない」
2026年6月8日(月) 配信
作詞・作曲:『ユイカ』
編曲:久保田真悟(Jazzin’park)
<LIVE>
『ユイカ』presents「時計草」 #2
<大阪公演>
2026年6月25日(木) 大阪BIGCAT
OPEN 18:00 / START 19:00
GUEST:サカグチアミ
<神奈川公演>
2026年6月27日(土) KT Zepp Yokohama
OPEN 17:00 / START 18:00
GUEST:Conton Candy / サバシスター
『ユイカ』LIVE「Sanvitalia」
2026年9月21日(月・祝) 東京国際フォーラム ホールA
『ユイカ』
奈良出身、21歳女性シンガーソングライター。2021年にTikTokに投稿した「好きだから。」がティーンから絶大な共感を生み、10代2万人が選んだ“恋したくなるラブソング”1位にも選ばれるほど人気が急上昇。人気は日本にとどまらず、アジア各国のSpotifyバイラルチャートインを果たしヒット。青春の光景をリアルタイムで伝えるアーティストとして熱い注目を集めている。2024年にメジャーデビューを発表し、6月14日に1st Album『紺色に憧れて』をリリース。6月27日にKT Zepp Yokohamaで行った自身初のライブ『ユイカ』1st LIVE「Agapanthus」は即完し、2025年1月には2nd LIVE「Sweet Alyssum」をKT Zepp Yokohama、Zepp Osaka Baysideにて開催。6月には初の企画ライブを豊洲PITで行い、9月には初の全国Zeppツアーを開催。2026年4月からは「Yuika 2nd Asia Tour」、6月には企画ライブ第2弾の『ユイカ』presents「時計草」#2を開催。そして9月21日には自身最大規模となる東京国際フォーラムホールAでのワンマンライブ の開催が決定している。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:ATSUSHI OINUMA
